SACM645の材質のドリル加工の切削条件
問合せが有りました件について下記のように回答させていただきます。
被削材名:SACM645
名 称:窒化鋼
材料特性:表面のみをHRCで65以上の硬度にすることにより優れた耐摩耗特性を示す。一般に浸炭焼入鋼より高硬度であるが、硬化層の深さは0.5㎜以下と若干浅い。
被削性 :熱処理による焼入れや浸炭焼入鋼に比べて硬度が高くなる場合が多く、被削性は劣る。表面と内部の硬度差が大きい為、横切れ刃部にチッピングが発生し易くなる。
推薦工具:(住友電工マルチドリルD型)
切削条件:硬化層・V=10~20m/min f=0.05~0.10mm/rev (これでも早いかも知れません)
硬化層突破後・V=50~60 f=0.1~0.2
基本的に加工するデータはありませんでしたが、D型マルチの高硬度材加工データから検討致しました。
今後とも宜しくお願いします。
OSGのゴールドドリルを使用いただければいいと思います。 型式は、VPH-GDSがいいと思います。 VPHは、母材が粉末ハイスなので剛性があり、刃の寿命が長持ちできると思います。
