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アンドロイドな未来

京都商工会議所は今年創立130周年!今月はその記念事業が目白押し。その中で昨日は京都リサーチパークで、「京都・知恵産業ウイーク」平成24年度京都市産業技術研究所 知恵産業融合センター主催の「目の輝き」成果発表会というイベントがありました。その企画の1つに大阪大学大学院基礎工学研究科の石黒浩教授の講演があると聞き、慌てて申し込み行って来ました。

「アンドロイド(=人型ロボット)」の研究では、現在世界で第一人者のあの石黒教授です。私は以前から著書「どうすれば『人』を創れるか~アンドロイドになった私」、NHK特集、雑誌ナショナルジオグラフィック等を読んだり見たりし、研究内容からその「人となり」に至るまで、非常に興味を持っていました。アンドロイドの研究は、「人とは何か?」ということを考えることになるからです。

映画「サロゲート」は、実際に石黒教授の研究室が制作に関わっているのですね。まさにあの世界です。限りなく人型に近いアンドロイドが、例えば「憂鬱で面倒な」日々の仕事をやってくれたとすると、本当の人間はどこかの部屋で自分のアンドロイドをじっとして操作していればよくなる。汚れた空気の外の世界に出ているのは、みんな「人」が操作するロボット。全員が美男美女(笑)。

本当の人間はどんどん不健康になっていき、他人(?)との交流や肉体的な負荷のかかることは、全てアンドロイドの仕事。アイデンティティが「自分」ならそれは自分の「延長」だとして、人は老いロボットは老いずもっと理想の顔形になる。そのギャップや根本的な変さの中に、「人とは何か?」という答えが潜む。既に技術は恐るべき進化を果たしてます。ジェミノイドF、これは現実。

今年のバレンタインデイの2週間、新宿高島屋のショーウインドを飾ったのが、この若い女性型アンドロイド。彼氏と思しき人を待つ設定の「彼女」は、女性が男性を待つ凡そ60通りの仕草をインプットされアクチュエータで動く。「彼女」は手にあるスマホで、ツイッターをやっているという設定。実際に2週間でフォロワーが1300人を超え、5人がプロポーズをしたと言う。香港でも大成功。

ピンと来る方も多いでしょう、この応用編で今開発中なのが「アイドル」なんだそうです。既に実際にある芸能事務所がついて、もうすぐ世の中に登場するのだとか。初音ミクでさえあれだけ人気を持つのです。一体何が起こるのでしょう。石黒教授は言います、「アンドロイドがどれだけ人間らしいかを問うと、そういうあなた(人間)はどれだけ人間らしいのかと、問われることになる」と。

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