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ドイツ出張:その2

 おはようございます。引き続き先週のドイツ出張の際に感じたことを書かせて頂きます。今回は展示会に出展した日系企業について少し述べようと思います。

ドイツコントロール展での日経ブランド

 不景気で実質GDPが12年連続でほぼ変化なしの日本経済です。つまり、日本国全体を一人の会社員と見なせば、今日その人の収入は12年前の1991年に得ていた収入の額より少しでも上がってないことを意味します。普通は12年間で人の収入は数割上昇するように思われますが、「日本」という会社員に関してはそれは当てはまらないことを経済データが厳しく語っているようにも思われます。自分は来日してまだ日が浅いと言える5年目、社会人入りして間もなく2カ月目ですので、実体経済について語る資格がないと思いますが。そこで、今回ユーロ圏の中で唯一の好調経済であるドイツへ出張させて頂きました。出張前に雑誌で読んでた内容によれば、ドイツの消費者の購買欲は非常によくて、つまり自分たちの将来に関して非常に自身をもっていると言います。それは安部政権ができる前、つい最近までデフレと円高に悩まされる日本経済と真反対の状況かもしれません。確かに、ドイツ出張中に経済の好調的な印象を受けました。一方、ユーロ圏のリーダー的存在であるドイツに開催されたコントロール展内ではどうでしょうか。世界各国からの先端技術が展示される当展示会の舞台では日経メーカーも数多く出展していました。日本を第2の母国と感じる自分はMADE IN JAPANのブランドを国際舞台で見て大変うれしく思いました。不景気である日本国内を背景にしながらも、海外で輝く日系メーカーは素晴らしいです。

 出世と上給のめども立たない社員に例えると、日本という社員はやれることは全てやり尽くしているように感じました。非常にかっこよかったです。きっと、日本経済にとって景気好調が到来する日は遠くないでしょう。

2 Responses to “ドイツ出張:その2”

  • 奥村 博之 says:

    ドイツだって東西の統一後、大変だった時期とEUの誕生、ユーロの導入を経た後に今の状況がありますよね。私はユーロの導入がドイツにとって有利な状況を生んだこと、また財政規律を重視して来た結果だと思います。心情的には後者の姿勢を貫いた努力と思いたいですが、これからは又状況が変わってきましたから、どうでしょうか。日本も結果は誰にもわかりませんから、こうやるんだと決めたことはスピーディーに徹底してやり続けることが大切だと思います。

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