社員ブログ

未来の歴史

今日は三菱UFJ主催のSQUET大阪講演会で、「中国の経済・政治情勢と日中関係の行方~日本企業の対中ビジネスの留意点~」を聴いて来ました。講師は、中国のことと言えばこの人、石平(せきへい)氏です。現在の中国を取り巻くキーワード、例えば中国の経済成長率、「二台の馬車」、シャドウバンキング、過剰流動性、「民族の偉大なる復興」、尖閣問題などなどを、氏特有のわかりやすい口調で説明して下さいました。

500人くらいの会場、満員です。皆さん興味あるんだなあと思いました。で、石氏は本当に日本語が上手いですね。まずそこに感心します。もちろん話し方に中国出身の方独特の、アクセントや発音が残っているのは仕方がないですが、氏の書籍の文章のように本当に的確な日本語を遣い、語彙も豊富に経済のことや社会のことを話されるのは、プロの仕事とは言え立派だなと思います。で、中国の話を聴いていてふと思いました。

石氏は特に2009年辺りのリーマンショック前後の話や、2012年秋の尖閣国有化や反日暴動の話をされるのですが、もう私達ってその辺の数字や出来事は、ちゃあんと理解できているのですね。それを見たり実際に感じて、考えながら生きてきた近い歴史と言うのは、数字や年号や人名がだいたい頭に入ってるもんだなと気付いたのです。講演は頭の整理になり、現在のキーワードへのつながりもわかる。でも、と言うことは・・・。 もう1つ思ったことがあります。

それは先日友人が話してくれたことです。彼は数年前まで中学校の社会の教師をしていて、思う所あって転職。現在は大学の講師をしているのですが、その彼が「もし今戻れるなら、子供達に『未来の歴史』を考えることを教えたい」と言ってたのです。中国の今の成長率、考え方、そして社会の現実、そこからはどんな未来が描けるのでしょう。「未来の歴史」を語り合えたら。それは1つの解になる気がします。

2 Responses to “未来の歴史”

  • 阪倉 旭 より:

     「未来の歴史」って、斬新な言葉ですね。通常の「歴史」は全部過去の出来事で、その結果も過去において決まったものですね。しかし、「未来の歴史」は、まさに、今から、「現代」に居る我々の「手」で作り上げていくものですね。その結果も「現代」に居る我々に左右され、我々の「現代」におけるやり方・方針・政策等の次第ですね。だから、「未来の歴史」をどのようなものにするかは、一緒に考えて一緒に作り上げるものですね。

  • 石川 武 より:

    阪倉さん、コメントありがとうございます!そうですよね。言い替えると私達は、「未来の歴史」を作るために生まれて来たんだと、言えるのかもしれませんね。

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