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失われた時を求めて

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年末のブログにも少し触れましたが、長岡京駅前にある本屋「恵文社」さんが今週月曜日、40数年の歴史に幕を降ろしました。駅前が再開発されてからは、ご覧の通り雑貨も売るレトロお洒落な、品揃えにもこだわりのあるお店でした。私が知る限り、うちの家族も含め当店を知る全ての人が「残念だ」と、口々に語りました。写真は最終日、最後の見納めにと買い物に行った時の写真です。閉店を惜しむたくさんの人が来店されていました。

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「本離れが進んでいる」、一般的に言われています。仲良しの西大路店長に聞くと、今回長岡店が閉じる理由は、そうではないのですと。確かに「本離れ」は進んでいるけれど、実際に売れてないのは、コミックと週刊誌なんです、と仰る。ちょっとビックリしました。え、そうなんですか?!この二つが固定的にある程度売れていて、その上に一般の本が売れている状態が、いわゆる本屋のビジネスモデルだったのだと。なるほど、だから。。

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言われてみるとこの日も、本を買い求める人はいる。だけど漫画のコーナーにほとんど人がいない。雑誌の棚はまあまあ人がいる。私は個人的に「本」を「電子書籍」に置き換えるのは、ちょっとできないなと思うけど、週刊誌ならいいかなと思う(そもそも読まないけれど)。また電車の中などで、スマホでゲームをやってる子供や大人を見るのと同じくらい、スマホで漫画を読んでる人もいるなとも感じています。その「固定客」がなくなったのか。

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私を含む本好きな人の多くは、なぜか「形ある本」が大事だと思っている。自分たちが過ごしてきた経験への、思い入れがないとは言わない。けれど何か大事なものがあるような。この日、ハッと気がつきました。来店したお客さんの一定数が若い親と小さな子供。絵本を買いに来ている。絵本は形ある本がいい。噛んで汚して破いていい。読み聞かせもページを開くだけ。そこに本がある幸せ。いつかまたこの町に本屋が戻りますように。。

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