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世界最先端の経営学

先日、早稲田大学ビジネススクール准教授入山章栄氏のセミナーを受講。「ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学」、「世界の経営学者は今何を考えているのか」と2冊の著書が、立て続けにベストセラーとなり、一躍脚光を浴びた気鋭の経営学者。慶応経済→三菱総研→ピッツバーグ大学博士号→NY州立大学助教授→現職というピカピカの経歴。私は3年前に2冊を読み、2017年初出式で同著を紹介した経緯があります。

「企業革新のために必要なこと~最新の経営学に学ぶ~」というタイトルで、イノベーションの本質とは何か、ということを講義されました。原則はまず、シュンペーターの言う「新結合(New Combinations)」が解であると。新結合とは何か?「既存の知」と「既存の知」の「新しい組合わせ」のこと。つまり新しいのは「組合わせ」であって、知そのものではない。一人の人間の脳には限界がある。だからこそ「知の探索」には他者が決定的に重要。

一般に同業界、同業務において「知の深化」が起き易く、垂直方向に「知の探索」、水平方向に「知の深化」を取った場合、45度以上の傾きとなる活動がなかなかできず、ほとんどが水平側「知の深化」に倒れた線になってしまい、結果としてコンピテンシー・トラップに陥る。同質なものからイノベーションは生まれない。ふむふむ。では「知の探究」の方法とは?1.個人がやる:S.Jobsは「失敗王」説。成功/失敗の評価制度を止める。2.戦略:

オープンイノベーション、CVC投資。3.組織レベル:これは「人材の多様化」。ダイバーシティは経営学的に極めて正しい。なぜならイノベーションにとって不可欠だから。「イントラ・パーソナル・ダイバーシティ」という発想も。社会にインパクトを与える人の共通点は、「マルチ・キャリア」だという指摘。4.人脈レベル:「弱い結びつき」がより重要。そして先が見えない時代は、「センスメイキング」が経営者に必須の力だと。さぁ難しいぞー。

 

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