社員ブログ

上司の思い出

先週末に前職の上司H氏が、亡くなったという連絡が来ました。67歳。大学を出て銀行に入り、初めての配属が広島支店。信託銀行は支店が少なく、北九州から加古川までの間は広島のみ。住まいは広島寮で、結婚している人は同敷地内の広島社宅、単身社宅も同じ場所。つまり広島在住の人以外、仕事もプライベートも全て職場の人と一緒という環境でした。そこで私が社会人2年目の時に、転勤で来られたのがH副長でした。

第一印象、とにかく怖い。体が大きく、顔がいかつい。当時、我々下っ端若手の中で、映画ゴッドファーザーのマフィア某家のあだ名をつけたくらい(笑)。当時の営業フロアというのは、昭和の刑事ドラマみたいな雰囲気で、机のたばこの煙の向こうに課長席があるような、今となってはほんまかいなと思えるような職場環境でした。当時30代後半~40代前半の人が、副長課長辺りのはずですが、もっと年上だと勝手に思ってました。

その中でもひときわいかつく、仕事もできる人。もちろん怒られると怖い。寄せた愁眉から、目の玉だけがスーッとこちらに流れて来る。ひえー。でも実際仕事を一緒にやってわかったのは、とっても面倒見がよく優しい人だということ。交通事故とか仕事上の失敗とか人間関係とか、公私共に何かやらかした時に、最後まで相談に乗りフォローしてくれ、何か手柄を挙げた時は、当人以上に喜んでくれました。その笑顔の落差が凄い。

つくづく2つのことを思います。1つ、あの時の自分は「何もわかってなかったんだな」ということ。当時の上司に自分の正義を主張しました。そのことはいい。でも中身は「若かった」なと。その訳のわからんことを、当時の上司は鷹揚に受け止めてくれてたんだと。もう1つは、「あの時の自分を棚に上げてはいけない」ということ。今も若い人はいろいろやらかす。でも自分もやらかしてきた。Hさん、今は私達が受け止める番ですよね。

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