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4代目ハイブリッド

昨日この4か月間、京都産業大学の学生と一緒に取組んできた、「ハイブリッド」という企画の最終成果発表会が、同大むすびわざ館で開催されました。これは経営学部松高先生が30名の学生を募り、学生3名+企業から派遣された社員1名の計4人で1チームを作り、社員を派遣した各企業が出す課題の回答を作るという企画。社員と学生で取組むので「ハイブリッド」。今年で7年目となり、うちは今回で4人目のチャレンジです。

今年挑んだのは京都営業部の矢野君。メンターは、1回目に私がメンターを務めた北村君。矢野君がやるならと、メンターに志願してくれました。嬉しい。10社10チームが参加し、4か月間のそれぞれの課題に対する苦闘と、その結論を披露してくれました。最後は全員の投票で順位が決まります。最後の講評を、企業代表で頼まれたので(当日に!)、皆さんの努力への労いに加えて、「テーマの捌き方」を話させてもらいました。

テーマにする課題は、一般的に「社内の課題」となる。仕事では主に「顧客の課題」を扱う。派遣された社員は日頃「顧客の課題」に向き合い、本当に解決すべき課題は何かを考えている。それこそが人間の仕事であり、あなたの仕事。この企画ではその「練習」の意味も込め「自社の課題」に取組む。その中でまず、抽象的なテーマは具体的に、具体的なテーマは抽象的に取組み、その往復の中でテーマの本質を掴むのが第一。

次に「話の筋道」を考える。この筋道は、自分の中にはない。「聴いている人」の中にある筋道を考えることが大事。「顧客の課題」で考えれば自明で、自分の言いたいことではなく、顧客の知りたいことが大事。つまりここに集うそのテーマを聴いたことがない人が、勝手に想像するシナリオに沿うであろう筋道が、聴いていて入って来やすい。最後に、その上で「で何が言いたいのか」を明快にまとめる。可能なら、ユーモアを交えて。

発表は10分だけど、4か月間に対話をした数は嘘をつかない。評価結果はともかく、この企画の最大の学びは、テーマを解決する「難しさの実感」だと思う。このことが、本や検索サイトや講義から学べない、一番大切なものだから。因みにうちのチームは、全チーム中最も抽象的なテーマ、「20年後の三共精機を考える」に取組んだ。賞は逃したけど、こんなに大事な課題を若い4人が考え抜いたこと、この経験は今後必ず生きます。

素晴らしい時間をありがとう。皆さん、お疲れさまでした。

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