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地球環境は経済成長の夢を見るか?

今年度の経営者「環境力」クラブ総会が、昨日初めてオンラインで実施されました。最初に、同クラブ参加企業経営者が受賞している、経営者「環境力」大賞を主催する、NPO法人環境文明21顧問の加藤三郎氏から開会のご挨拶。コロナ禍は大変だけど、それによってオンライン開催となり環境負荷が減ったのは良かったと。経済成長の環境影響について、警鐘を鳴らし続けて来られた加藤さんだからこその説得力を感じます。

勉強会では同会会長の武州工業林会長と、私(同会副会長)がそれぞれ、「脱炭素、コロナも踏まえてのこれからの企業経営」というお題で発表をしました。それにしても武州工業という会社は、本当に素晴らしい会社だといつも感心します。林会長の経営に対する考え方や、データの使い方や、理念を貫く仕事の実践が素晴らしい。今回コロナ後の社会を見据え、リニアの仕事を辞退することにしたと。環境メッセージ、かくの如し。

私は同テーマで、「対面コミュニケーションの意味って?」という少考を発表。「哲学的ですね」などと感想があったり、笑いながら各論点に質問をいただいたので、思った地点に落ちた手応えがあり、やって良かったなと思いました。基調講演は、国立環境研究所総合環境経済研究室増井利彦室長による、「コロナ経験を踏まえた脱炭素社会への取組み」。いつもながら、世界で議論されている最新データを学べ、実にありがたい!

コメント 2020-07-30 101329

数ある資料で個人的に一番注目したのが、上記データ(画面を押すと拡大可)。Ipsos/WEFによるグリーン刺激策に関する国際世論調査(2020.4~5月初実施)で、新型コロナ緊急経済支援の対象を排出削減策を実施する業界に限定すべきか」との問いへの回答結果です。つまりコロナ下で経済が停滞する中で、「CO2削減に取組む企業に経済対策を集中せよ」という民意がどれくらいか。世界全体では賛否が各々4割(一番上)。

そして新興国がグリーン刺激策を支援し、コロナ被害の多い国に幅広い企業救済を支援する傾向(伊52%、英50%、米46%、西45%)が。私が愕然としたのは、最終行です。日本は調査対象国中で「グリーン刺激策に限定した支援への支持」が、最も低い15%。一方「not sure(よくわからない)」が、45%で最多。情けなくないですか?感染症、大雨、台風、もう充分。日本人が意識を変えないと。行動を変えないと。世界を知らないと。

2 Responses to “地球環境は経済成長の夢を見るか?”

  • 袁 鴻章 より:

    大変恐縮ですが、石川会長の「対面コミュニケーションの意味って?」という発表の考え方を伺いしたいです。

  • 石川 武 より:

    袁君、コメントありがとう!私のプレゼンなら、大変恐縮ですが、いつでも話させてもらいますので!(笑)

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