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共感社会というアイデア

(株)ウエダ本社さんが主催する、第13回京都「流」議定書2020、二日目。こんなこと言うと誤解を招きそうですが、今年の講義は秀逸だと思います(もちろん毎年素晴らしいです)。今回のテーマが「人類の共存」ということで、本日は午前中「里山資本主義」で日本総合研究所藻谷浩介氏が、午後から「共感資本」で(株)eumo新井和宏代表、「知識資本」で多摩大学紺野登氏、「道徳感情論」で大阪大学総長補佐堂目卓生教授が登壇。

藻谷さんの講義は本当にエキサイティング。思い切った物言いで、とんちんかんな質問・無知な質問・筋違いな質問等は、ビシッと指摘され怒られる(笑)。それが妥当だと思わせるだけの理屈を、きちんと備えていらっしゃるし、嫌味が一つもない。自分の書いた本の表現も、細部のニュアンスまでしっかり意味を押えてらっしゃる。データと足で稼いだ実感で、里山「的な」資本主義を説明されることで、各自の生き方を問うておられる。

氏曰く、里山資本主義の基本要素は、以下の3つの内1つあればOK。自給(一部で可)、物々交換、恩送り。そして不随要素として3つ。お金は交換手段、一人多役、小規模の利益です。「サピエンス全史」からの引用で、人類は「虚構の共有」で進化してきたとし、その「共同主観」が資本主義や多数決社会を牽引していると。本当の世界は「みんながこう言っている」とは関係なく、ほとんどが「わからないこと」に満ちた、蓋然性だと。

更に印象に残ったことが2つ。「人生は9回裏まである」、誰かの引用らしいのですが、野球のイニングに例え、0~5歳が一回表、6~10歳が一回裏…と考えると、例えば私は54歳だから、現在6回表。ゲームはまだ中盤戦!人によっては延長戦もあると(笑)。もう1つは、里山資本主義のKPIは?という質問に、敢えて言うならと、平均寿命、生活保護者数、精神障がい者数等を例示されたこと。面白過ぎで、新井氏以下省略御免!

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