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あなたならどうする?

本日は環境文明21主催、経営者環境力クラブ2021年度第2回勉強会で、オンライン登壇させていただきました。いただいたお題は、「企業から見たグリーン化と脱成長」。もう一人のスピーカーは、東北大学大学院の明日香壽川教授。斎藤幸平氏のベストセラー「人新世の『資本論』」が、「環境関係」の方々の間では大きな話題になっていて、さてどうよ「脱成長」?!ということで、研究者側と企業側から話題提供と相成った次第。

とは言え、難しくないですか、この話題?聞いている方々も、経営者環境力賞を受賞した企業経営者の方々や、環境文明21にインターンシップに来ている学生、大学や専門的に環境問題を研究されている方々なので、その中で企業人として「資本主義」をどう考えるか?、という問いに答えるに等しい。最近だけでもCOP26の合意後退、岸田総理「成長と分配」、石油価格高騰や半導体不足や物流麻痺等、問題は増えるばかり。

「2030年までに産業革命以来の地球温度上昇を、+1.5℃以内に抑える」という目標、そもそもこの目標実現に、私はもうかなり悲観的です。ニュースを見ていても、周りの人の話を聞いていてもそう思います。研究者の方々も、それは多分もうムリ(相当難しい)と仰っているし、それどころか+3~4℃になるのではとの見立て。あまり報道されませんが、マダガスカルでは現在、世界初の気候変動による「飢饉」が発生しているとも。

では、ダメなら何もしなくていいか?あるいは、脱成長も高成長も関係ないか?というと、そうは思っていません。今頃「環境問題」がテーマになること自体、私は怒っていて(呆れていて)、例えば私が当社に入社した2002年からでもできたわけです。どんな企業もどんな国も、誰でも。「科学的」な根拠で逃げ切れなくなって初めて、エコだのSDGsと言い出す。格差の助長、事実の隠蔽、勝手な理屈、その結果の1つが環境問題です。

コロナが経済活動を止めて、空や海が澄みました。人が意識と協力で大規模に「脱成長」できるなら、既にできているでしょう。仕方なくしか、人は欲を抑制できない。私が思う方策は2つ。1つは、多くの大人が環境問題に限らず、多くのことを学び、知識を身に着けること。無関心は無知から来る。もう1つは、企業が「狙い」の経営から、「願い」の経営に本質を変えること。数値目標では既に答は出てます。本気で願う人が必要です。

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