堺の公募区長
当社にも昨日からまた、フレッシュな風が吹いていますが、全国的にもフレッシュな話がたくさんあります。極めて個人的ですが、そのうちの一つに、この4月1日から、大阪府堺市が政令指定都市移行後の南区長として、全国初の民間公募区長に、古川洋子さん(64歳)が選出されたというニュースがあります。このニュース、3/11には日経、読売、朝日、産経、京都の各紙に掲載されました。
実は、この古川洋子さん、私の前勤務先の信託銀行の元社員なのです。またたいへん不思議なご縁ですが、私、この方と一昨年の秋に、もちろん今のように区長になるなんて話が全くない時に、あるパーティーでご一緒させていただいていたのです。それは、私がたいへん昔お世話になり、仲人まで務めて頂いたFさんという方が、独力で企画された「いい夫婦の会」という催しでした。
Fさんは銀行の元支店長で、今までFさんがお世話になった先輩や、仕事で一緒に戦った仲間や、部下の「代表格」を全国から30組夫婦で招いて、そこで一杯飲もうやという企画でした。一見ただの飲み会に見えますが、大阪のグランヴィアホテルのパーティールームで、70代から20代までの夫婦が30組集まると、結構なパーティーになりました。私はその場の、総合司会を命ぜられていたのです。
そこに、古川ご夫妻もいらっしゃいました。一人ずつ壇上で、言葉をいただくのですが、60人話す中で私、この古川夫人が話す様を今でも覚えています。このニュースを聴いた時、すぐに「ああ、あの人!」と思い出したくらいです。それくらい、上手だったのです。これまでの30年以上に亘る、地道な地域活動が評価され、論文審査、面接等を経て、応募者27人から選ばれたとのこと。
古川さんの応募を後押ししたのは、友人からの「チャンスが来たのに逃げるの」、という言葉。普通の主婦から、64歳でいきなり、130名くらいの部下を従えるトップです。かっこよすぎです。Fさんは、今や自分たちの年代の、出世頭だと言ってました。往時の銀行の男性陣は、もう既にほぼ全員が、第一線をリタイヤしてます。がんばれ、古川区長!あなたが輝けば、堺市が輝く、日本が輝く!!
