会社の誠意
会社の誠意って、なんだろう?それは、正確な言葉で責任の所在を明確にし、ことの軽重を厳密に数値化して、法律を駆使して争わないと、判断できないものなんだろうか?交通事故では謝った者負けだ、という類のこと。細かいことはさておき、正直に発信すること、それが私は誠意だと思う。損得の問題、それは次元の低い問題だ。
大企業というのは、責任を明確にしないと何も動けないという傾向がある。それは組織の組成上、ある程度やむを得ない面もあると思う。けれど、社内制度の完全な奴隷になるくらいなら、会社のトップや責任者など要らない。決断の問題か、判断の問題かの違いすらわからない人は、経営者と名乗る資格がない。それは、大でも中でも小でも同じだ。
社会はいろんな人や組織で、成り立っている。そこには、規模の大小、名前の大小、有り金の大小、儲けの大小あろう。でも、根本的にあるのは、人の大小だ。若いとか年配とかじゃない、知識や技術の多寡でもない、帰属する組織の大小では尚更ない。人の大小とは、嬉しい事は喜び、悪いと思うことは詫び、おかしいことはおかしいと言える人間力の差だ。
当社は、誠意ある会社でありたい。そう願って、その道を毎日毎日、模索している。どうすればいいのか、それはわからない。なぜなら道は、進んだ後ろにできるものだから。一見馬鹿だなと思うこと、やってもやっても効果が出ないこと、論理的に争った方が合理的だと思えること…それらを飲み込んで、進む時もある。信じた方向に、何としても行きたいと願うなら。。

お金だけを基準にして進む方向を決めたり、決められた制度やルールにそったことだけをすればよいのならば、機械の方が人間よりはるかに正確で早いです。それこそ、その機械のスタートボタンを押す人間がいて、マニュアルにそってシステムをメンテナンスをする人が少数いれば十分です。
しかし、機械にはできないことがあります。それは直感にたよった判断や決断。
直感というのは、響き的にはその場の雰囲気や気分や勢いで決める、非論理的なものみたいに思われがちですけど、その直感の基になっているのは、その人が今までに学んだり、体験したり、考えたことすべてから導かれていると思います。
それらすべてを、機械なんかではとうていできない複雑なやり方で、状況に合わせて分析し、その時点で得られている情報をもとに先を見て、いくつもある選択肢からこれだというものを選びだしています。
その最終判断に少なからず影響を及ぼすのが、おっしゃっている人間力なんじゃないかなと思います。この直感がこれからの世の中ではとても大事になると思っています。そして、それが人間の面白いところ(魅力)なんだとも思います。
誠意の上での行動であれば、周りにすぐには理解されなくても、時には道に迷われても、ちょっとくらいつまづいたとしても、それはそれでいいのだと思います。ご自身の人間力=直感に従って進んでいたら、後にできた道をおっかなびっくり歩いてみようと思う人も出てくると思います。
投稿者 chang : 2006年08月31日 16:23