経営者未来塾2006

昨年に引き続き、今年も始まりました、経営者未来塾。今年のテーマは、「次代に伝えたいこと」です。本日は、毎度お馴染み一橋大学伊藤邦雄教授の、「これからの日本企業の競争力」という講演でした。昨年は六本木ヒルズでしたが、今年は大手町の経団連ホール。以前の職場とは目と鼻の先なのですが、入ったのは今日が初めてでした。

私はつくづく、今の時代は恵まれてるなあと思います。大学の教授も、普通に野に降り語る。大企業も中小企業もこうして、椅子を並べて同じ勉強ができる。しかも、今の日本の最先端の事例であり、頭脳です。今日の講演でもそうですが、私にとってありがたいなあと思うのは、大企業がどんどん新しい考え方を実行し、既に失敗までしてくれていることです。
トヨタやキャノンは、確かに伝説的に成功しています。熱意と工夫と実践と継続で、それが実現されたのですが、大企業と言えども、全部が全部成功しているわけではありません。今日紹介された統計資料を見ても、確かに日本の上場企業の収益性は、既にバブル期と並ぶ水準まで回復している。けれど、本当に持続的成長軌道に入ったと言えるのか?という問い。
伊藤教授は、「会社の高業績と社員の実感との乖離が拡大している」と指摘します。また、「知識は着いたが実行力が薄れた」とも。だから今こそ、「エモーショナルキャピタル」を見直すべきだ、と。ジャック・ウエルチも、出てきました。でも、要するにこれって、今当社でやってることそのものだな、と思いました。大企業が一周回って気がついたこと、中小はやるべくしてやってる。まだまだ、チャンスはあるのかもですよ!
