MECEの応用
何だそりゃ?と。「ミーシー」と読むらしいのですが、これは世界的なコンサルティング会社の、マッキンゼー社が考え出した、ロジカルシンキングの基本概念、”Mutually Exclusive,Collectively Exhaustive"の、頭文字をとった造語です。要するに、「互いに重なりがなく、かつ全体として漏れがない」という意味です。戦略を考える時なんかには、欠かせない概念です。
普通に役に立つ概念ですが、私も仕事柄、いろんなことを一度に考えることが習慣になっています。そんな時、この概念を少し応用します。MECEで大切なことは、頭の中の座標軸の広がりです。つまり、自分では「網羅している」と思ってても、それ自体に既にバイアスが掛かっているかもしれない。あるいは、他人が見たら、無駄な「ダブリ」をやってるかもしれない。
自分の見識が問われるというか、自分の常識の幅以上に、MECEマップが広げられないのが、ネックとなります。つまり、この座標軸を置くために、かなり柔軟に「想定内」を、増やしておく必要があるということ。だからこそ逆に、そっちを自然に任せるというのが、私の応用です。問題は放って置いても、向こうからやってきます。だからそれを、同じ盤の上に並べてみる…。
素人でもいい、漏れてもダブってもいい、そんな感じでMECEを敢えて、「同じ盤の上に載せる」という概念に置き換えます。その中で全部一緒に解決できないかと考える。一見違う問題を、結びつける。概念はMECEだから、その中から別の方法や漏れてる問題が、逆に見えてきたりします。ここで必要な前提は、「広い座標軸」から「自分を貫く軸」に変わります。。
