若冲を見たか?!

現在、京都国立近代美術館で、「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」を開催しています。この江戸時代の”奇才”画家伊藤若冲の実物を是非見たくて、土曜日行って来ました。秋晴れの一日、岡崎界隈は芸術の秋にふさわしい雰囲気でした。結構な賑わいを見せていて、昨今の若冲ブームも頷ける感じがしました。

伊藤若冲という画家は、江戸時代に活躍した画家ですが、結構最近まで日本ではあまり注目されていませんでした。アメリカのジョー・プライスさんという方が、50年くらい前にスポーツカーを買うのをやめて、一枚の日本画を買ったことから、このコレクションは始まったそうです。若冲の絵というのは、その恐ろしいまでの細部へのこだわりで、観る者の目を釘付けにします。
写真もビデオも、望遠鏡も何もない時代に、よくもこんなに細かい絵が描けたなと、観れば観るほど感心してしまいます。「紫陽花双鶏図」なんか、凄いですよ。鶏の目の力で、こちらが射抜かれてしまいます。そして何と言っても圧巻は、「鳥獣花木図屏風」です。白い象がど真ん中に置かれた、何とも言えない不思議な絵です。84,000枚の桝目、一度ご覧下さい。

表に出てせっかくだからと、向かいの京都市美術館で、「ルーヴル美術館展」も観ました。こっちの方が混んでましたが、はっきり言って若冲見るべし!です。2007年5月には、相国寺承天閣美術館の新館開館記念で、伊藤若冲特別展が予定されており、「釈迦三尊像」と「動植綵絵」30幅が一同に会するとか。。必見のお腹一杯企画。いやあ、楽しみ楽しみ!
