第96回 法遊会

銀杏並木は、まだ緑の葉をつけています。今日は法円坂法律事務所主催、「法遊会」の講演会に出席。テーマは、「あなたの会社はどうします?~中小企業における非正規雇用問題~」です。同事務所では、3か月に一度のペースで顧問先を中心に、「法遊会」という勉強会を企画されています。私は今日初めて、出席させていただきました。

場所は大阪北新地にある、「ホテルモントレ グラスミアハウス」。これまた初めて入ったのですが、宴会・会議場にしては、なかなか格調高い感じの作りで、おもしろいなと思いました。

「2009年問題」といわれる、特に製造業の「飛び石」派遣問題。この問題を考えるために、正規・非正規雇用の考え方から、一連の労働法規の基本的な考え方などを学びました。

特に、「労働関係法(労働基準法など)は労使関係を定めた法であり、労働市場法(雇用保険法など)は雇用機会の保障を定めた法である。つまり、この二つがうまく機能しないと、「貧困」の問題が起こると」の指摘は重要です。派遣や請負や委託、パートや契約社員やアルバイト、名称が違うと根本的に変わるものと、名称が変わっても本質的に同じもの。

短期労働の歴史や、法改正に伴う近年の雇用形態の統計上の変化などから、いろいろ見えてくるものがあります。法律でここまではOKだからという発想だけで、労働力=コストと見過ぎると、その企業の成長力そのものを長期的に削ぐことになる。特に中小企業は、企業の社会的責務と、企業としての成長の芽を、同時に育てるべきという考え方。納得です。
