石川 武 (京都本社 社長) http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/ 1966年大阪生まれ、長岡京市在住。大阪府立大手前高校、同志社大学法学部法律学科卒。某信託銀行に12年間勤務の後、7年前より当社へ。総務部長、総合企画室長、常務取締役を経て、2009年4月に社長就任。趣味は、読書、ギター、書道。サザン好き。楽しんで行きましょう! ja 2010-03-19T23:53:24+09:00 書くこと 書けること http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/03/post_869.php 文章には、内容と構成という二つの要素があります。どちらが大事だというと、もちろん「内容」だと思います。内容がない文章というのは、つまり書く必然性がないということです。どんなものであれ文章というものは、それを書く人一人の視点で、感情なり事実なり物語を描写します。だから「書く」という行為に至る臨界点まで、書き手の想いが膨らんでないと書けない。

書く「必然性」と言うのは、「事実」に加えてその上に、書き手の「感動」がどうしてもいるのだと思います。そのためには、その事実と自分(書き手)の間に、何らかの関係性がなくてはならない。事実との関係性を作るために一番良いのは、書き手が「体験」することです。良い書き手は、どんどん未知の体験に己の身を置き、そこで純粋な感動を得自分を再生成します。

ですから、人が見てあんなに素晴らしい体験をしてるのに…と思っても、当の本人が「傍観者」なら、どんなに素晴らしい体験も、良い文章にすることはできない。逆に、例えば読書という行為も、主体的に関わっていく「体験」であるなら、それは単に「読む」という行為を越えて、文章世界の住人との対話や物語の共有を体験した感動を、言の葉に上らせることができる。

創造するためには、まず「想像」する力が必要です。このイマジネーションの方の「想像」が、私は最近特に大切だと思っています。物語や芸術や好奇心や夢。これらにはそれを表現するに至る、臨界点を越えさせる「感動」が必ずあります。書けることがいつもあることは、幸せなんじゃないか。幸せはイマジネーションとも関係があるんじゃないか。そんなこと考えます。

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admin 2010-03-19T23:53:24+09:00
OM会の夕べ http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/03/om.php 10031703.jpg

本日は、いつもお世話になっている株式会社OMエコロジーさんが主催する、「OM会」という任意の勉強会で、当社の環境活動について、話をさせていただくことになりました。「OM」というのは、「面白い、もったいない」という意味だそうで、今回が何とその「第1回」!いいのかな、私で…と言うと来ていただく方に失礼です。会場も当社ですので精一杯お伝えしました。

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OMエコロジーさんには、当社は滋賀営業所で、エアコンの室外機を自動制御してくれる、「BE NEXT」という装置↑(実物)をお世話になっています。「BE NEXT」は、室内の体感温度にあまり影響しない範囲で、エアコンの稼働を自動制御し、何もしないでも2割程度電気使用量をカットしてくれるという優れモノ。その取引先様・関係先様ですから、皆様環境意識が高い!

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18時から20時までの会だったのですが、遅い時間にも関わらず「他府県」の方も含め、本日は約20名の方が来られました。話す方としては本当にありがたいことです。OM会恐るべしです(笑)。私の話は約1時間。その後、活発にご質問もいただき、皆様のご関心の高さや、私どものような会社からも「学ぼう」という姿勢が、まずもって素晴らしいなと思いました。

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何より素晴らしいと思ったのは、最後20分くらいで「自由に交流しましょう」という、流れになった時のこと。普通こういう場って、何となく消極的に「細々と」挨拶で終わり…に陥りがちです。が、皆さんは違いました。ごく自然にどんどん名刺交換し、本当に「交流」されていました。こうした異質な人同士の等身大の出会いこそ、環境活動の成果にふさわしいと思います。

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同様の会がもう一度、3月26日(金)14時~16時にあります。こちらにも今日来られなかった、「OM会」のメンバー約30名が既にエントリー済みです(恐るべしOM会!)。でもまだ若干名席もございますので、もし興味がある方いらっしゃれば、私にでもご連絡いただき、当日三共精機京都本社までお越しください。うちも更に進まねば。。よろしくお願いいたします。

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admin 2010-03-17T21:31:23+09:00
環境取組事例報告会 http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/03/post_868.php 10031601.jpg

本日は「エコな市民、事業所、NPO全員集合!!」という、京都市環境政策局主催のイベントに招かれました。先般の京都環境賞を受賞した団体を中心に、その具体的な活動事例を報告するという初めての試み。お庭の美しい平安会館に、約120名の方々が来られました。私は「京都環境賞特別賞」を受賞した、「KES認証取得事業所」という立場での発表です。

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スタート前、「DO YOU KYOTO?」のこの↑キャラクターと3ショット!実物、すんごいかわいいですよ。「ゆるキャラ」なごむのですが、この後お礼をしたら、頭の五重塔でたたかれそうになりました(笑)。そんなことでとにかくスタート。結構人が集まるんだなと感心しました。東浦さんも桜町地蔵さんも、このブログ見てかけつけてくれました。太田社長も中村さんもいる!

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皆さん、ありがとうございます。会は特定非営利法人気候ネットワーク代表で弁護士の浅岡美恵氏の基調講演でスタート。その後、京都環境賞大賞の「びっくりエコ実行委員会」から順番に、6団体がその取組みを発表。こうして説明してもらうと本当にわかりやすい。環境というテーマは、こんなにもいろんなアプローチが可能なのですね。これは聴いた方がいい!

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環境活動をやることで、電気使用量や経費が減ったりと、実利面で良い点もありました。でもそんなことよりもっと良いことがあります。それはこういった場での出会いです。当社の環境活動を取り上げていただくことで、自然に人のつながりが増えました。こちらが何も言わないのに取り上げてもらえるありがたさ。今日もつながりを実感できた、素晴らしい一日でした。

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admin 2010-03-16T19:31:50+09:00
Shall We Dance? http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/03/shall_we_dance.php 先日社労士のO先生と、人事制度の方向性や具体策について打合せをしました。昼の部はきっちり議論し、終わってから西大路駅周辺でプライベート懇親+意見交換会へ。そこでまた、あーだこーだと話をしてたのですが、その時にO先生が発した言葉が私を捉えました。「一緒にダンスを踊りたいんですよね~」。O先生は特殊な趣味を持っているのではありません。

「ダンスを踊る」というのは、あくまで比喩です。例えば、社会保険労務士の先生であれば、人は普通労務関係の出来事について、「相談」してくるわけです。この「相談」にうまく答えることが、社労士の先生にとっては仕事だろうし、相談する側の期待値でもあるわけですが、それは「ダンス」ではないのです。質問への回答は、本やネットでも可能かもしれません。

これに対して「ダンス」は、相談したり質問したりする側に、先に「意思」がある点が違いです。「どうしたいのか」という結論。目の前の問題を解決しつつも、既にやや抽象的な一般化の次元にその目線はあり、それを「できないだろうか」という視点で尋ねてくる時、O先生は「(一緒に)ダンスを踊る」ように感じると仰ってるのです。答えを聞くのではなく探すというスタンス。

ですから「ダンス」を踊るためには、当然質問や相談をする側に、事前の準備や勉強が必要です。このことは社労士さんや税理士、弁護士さん、あるいは職人さんや技術者等、相手が専門性の高い方であるほど必要であると感じます。なぜならその方が専門家としての「腕が鳴る」から。つまり先様にも「楽しい」仕事なのです。さあ、勇気を出してダンスフロアへ!

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admin 2010-03-15T23:31:33+09:00
沈丁花 http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/03/jr_1.php JR京都線長岡京駅を利用して、我が家の方面に帰る最終バスは、平日午後10時半に出ます。夜も9時を過ぎると、40分間隔の待ち合わせになるので、少しタイミングがずれるとそこで待ちぼうけ。最近はまだまだ寒かったり、雨が降ったり。立ちながら街灯の灯りで、本を読むのも少しつらいときも。そんなとき風に乗って、どこからともなく何とも言えない香りが。。

沈丁花です。長岡京駅のバス停前に、大きな球のように丸く刈り揃えられた沈丁花が、夜の闇の中、満開の花をつけていました。その無数の薄桃色の花々から、甘い香りが奔放に中空に放出されているのです。その香りを嗅覚が捉えた刹那、私の中の野生が春を捉えました。目の前のコートに背を丸めた人にも、夜のロータリーにも、もう春が来ているのだと。

花の香り、雨の匂い、雪の音、蝉の声。忙しい毎日、激変する経済環境、難しい人間関係。ともすれば「忙しさ」の中で、我知らず「心」を「亡」ぼしてしまいそうになる自分を、自然はその大きな力で包み込みながら、くい止めてくれているのかもしれません。耳を澄ませてみる。目を上げてみる。香りに包まれてみる。焦らずバスを待とう。沈丁花が風に揺れています。

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admin 2010-03-12T23:47:12+09:00
一燈園の生活 http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/03/post_867.php 10031101.jpg

京都東山、山科のびわこ疏水沿いにある一燈園を、本日縁あって見学させていただく機会を得ました。桜の花はつぼみのままでも、春への期待が大きく膨らみます。清掃が隅々まで行き届いた園内は、少し張りつめた空気感がとても心地よく、自然と人が調和する美しさを、自ずと感じることができます。相大二郎学園長の案内で、学園生活を学ばせて頂きました。

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最初に、食堂(じきどう)に通されました。そこには↑「黙」の文字が入った札が。板の間に正座で、小学生から高校生までが、「黙」って食事を摂るそうです。これは食材と「語る」ためなのです。友達とは他の時間に語れる。食事の時間は、殺生された生き物のお蔭で、自らの体があることへの想いを深める。だから目の前の食材と語る時間なのだと。納得できます。

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次に、礼堂で座りました。一燈園は特定の宗教ではないのですが、神社風と禅寺風の折衷したような礼堂があります。そこで毎朝、正座し瞑想するのです。いのちのこと、心のこと、友のこと、家族のこと、季節のこと。何でもいいのだそうで、でも実際に子供がごく自然に、ピシッと膝を揃えて合掌している様を見ると、それだけでお地蔵さまのような佇まいだと感じます。

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時間にして約15分。そんなに長くはありません。けれど自然に囲まれたお堂の中で、春夏秋冬毎朝決まった時間に、静寂の時間に身を沈め心を置く。このことが子供の心に、どれほど良い影響を与えるだろうと思いが広がります。もちろん、毎朝授業の前に教室やトイレが、先生生徒全員で丹精込めて清掃されます。子供は結構、静寂の時が「好き」なのだそうです。

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一緒に見学した中に、学校の先生がいらっしゃいました。その先生は、自分の学校にどうしても掃除をしない生徒がいるが、この学園の生徒のようにするにはどうすればいいか、という質問をされました。難しいですよね。自分はやり続けましょうということなのですが、私達はまず自分がこの「先生」の方なのか、既に「やらない生徒」の方なのか、自問してみましょう。

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admin 2010-03-11T15:54:15+09:00
三共テクニカルセミナーへGO! http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/03/post_866.php 10031001.jpg

小雨まじりの肌寒い日が続きます。そんな季節の変わり目の本日、京都パルスプラザで当社主催の、「三共テクニカルセミナー」を開催しました。今回のセミナーは、測定機器メーカーのミツトヨさんにご支援いただき、主に京都・大阪・滋賀のユーザー様を対象に、測定工具の使い方講座と、表面粗さの測定についての講座という内容です。

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企画当初、さてどうなるものかと思ったのですが、この時期に関わりもせず、約40名の座席は予約段階で、すぐに埋まってしまいました。キャンセル待ちが出ていたほどです。そして少し天候が悪いにも関わらず、エントリーされた方の本日の出席率は100%!ユーザー様の皆様の関心の高さと、こういった「サービス」の必要性を、改めて感じることができました。

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本日司会をしておりましたうちの中尾社員。このセミナーが来ていただいたお客様に、「来て良かった」と思っていただけるよう、全体の企画からミツトヨさんとのコンタクト、当日の資料の手配など、先頭に立ってがんばりました。特に、冒頭うちの会社紹介をするプレゼンに関しては、「リハーサル」をし話し方や内容を練習。さて、本日その成果が出ましたかどうか。。

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セミナー終了後は、たくさんのご質問もいただきました。来ていただいた皆様に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。アンケートを読んでおりましても、セミナーの内容がご期待とピッタリ合った方、別の話も聞きたかったという方など様々でした。このお声を大切にして、今後一層この企画を充実させて参りたいと思います。これからもよろしくお願いします!

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admin 2010-03-10T18:36:12+09:00
長い話 http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/03/post_865.php 先月作ったある勉強会の資料で、ブログにも書きましたが、現在の仕事の「脅威」についてまとめたことがありました。そんなつもりではなかったのですが、結果として何か話をするときに、この資料を持ち出して話をした方が早いな、という局面が何度かあり、自分で作ったものだしどんどん利用することにしています。勝因は、「教科書的に」作ったことだと思います。

「脅威」というお題なので、「教科書的」にはまさにSWOT分析のT。だから、自社や業界を取り巻く外部環境の分析や自社の立場の強弱をまとめ、結論を出しました。結局私がこの資料を持ち出さなくてはならないと思ってしまうのは、今周りの人が心配しているいろんなことが、どうも目の前にあることだけを処理し、答えを出そうとしているように見えるからです。

この資料の説明は、会社の会議でも使いました。また今日は、業界新聞の方から取材を受け、これからの機械工具業界はどうなる?というような質問に対して答えるために、その前段の説明用資料として使いました。私の答えは、もしかすると「長い」のかもしれません。その長い状況説明の部分自体が今、問われていることそのものだと、私は思っています。

私はどんなに痩せても枯れても、人を雇い企業というものを営んでいるのは、社会を一つでも良い方向に進めていくためだと思っています。そのために、会社に集う人たちを、社会の役に立つ存在に育て上げなくてはならない。それがその人にとっての幸せでもあると信じるからです。時代の変化は目で見えます。的確な言葉だけが今、時代の波に杭を打ち込むのです。

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admin 2010-03-09T23:18:32+09:00
しいたけを育てよう http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/03/post_864.php 10030701.jpg

日曜日あいにくの天気でしたが、モデルフォレスト活動で美山に行ってきました。活動を始めた2008年3月、最初に植林した山に遠目でも少しわかるくらい、苗木が育ってきました。2年の月日、早いものだなと実感です。同時に、あの時「やってよかったな」との想いでいっぱいになります。美山の人、京都府の人、協力してくれた皆さんに、感謝の想いが湧いてきます。

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この日は、今までの活動とはちょっと趣きを変えて、しいたけ作りにチャレンジ。秋に間伐した広葉樹をほだ木にして、しいたけの菌を打込み、これから2回の夏を経て、しいたけを育てようという企画。この日は、コナラの木を用意しました。この木に、電動ドリルで穴を開け、そこにしいたけの種菌をハンマーで打込みます。その後の繁殖を考え、穴はちどりに開けるのがコツ。

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私のゴルフ用の雨具は、↑こんなところで役に立っています。私は以前、キノコ類が森で果たす役割を聴いて感心しました。キノコは森の倒木などに付着し成長します。ちょっと不気味な感じのキノコもありますが、森の中で倒れた木に残っている養分を、キノコが吸い上げることで、結果としてバクテリアが朽ちた木を分解し、土に還す時間を速くする効果があるのです。

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↑うちの「3」藤田が、開けた穴に菌を打込もうとしています。考えてみると、この間伐材を利用したしいたけ作りって、この自然の作用と全く同じことを、人間が学習してやっているのです。どんな木が良くて、どんな状態に穴を開けるのが良くて、どんな風に管理してあげるのがいいのかなど、全ての答えは自然に習うことに。実際今もそうやって「森の知恵」を活かします。

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↑これは、菌を打込んだほだ木に、枝打ちした杉の葉のついた枝を被せています。こうして梅雨くらいまで少し温度を保ち、敢えてジメジメした環境を作り、菌が着床するのを確かめます。しいたけ菌は雑菌と30℃以上の温度に弱いので、着床が確認できたら今度は風通しが良くなるよう、夏前にほだ木を「井げた」や「よろい」に組直します。繊細な作業だなと思います。

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これを自然は、まさに「自然に」こなしているのですね。本当にうまくなってるというか何というか。。自然は人間が計画してできるような、単純で一面的なものではないことがよくわかります。この日、60本約1200床程度の植付が完成。「二度の夏を越えて」という時間軸が、また楽しみを膨らませます。山や森の「恵み」の豊かさが、人間にはやはり必要なのでしょう。

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admin 2010-03-08T12:55:44+09:00
走れ、セイサク君&セイコちゃん! http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/03/post_863.php 10030401.jpg

本日、京都工芸繊維大学で行われた、第8回ソフィア伝産研究会に出席。株式会社村田製作所の吉川浩一様による「『ムラタセイサク君』の開発と応用」という講演を聴き、その後ムラタセイサク君、セイコちゃんの「実演」を見てきました。下の写真が講演の様子ですが、右側にいらっしゃるのが吉川氏。そして、その下の方にあるのが、セイサク君とセイコちゃん。

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第一印象、結構コンパクトだなと思いました。しかし講演を聴いて、そのコンパクトボディには、村田製作所の技術者の極めて高い技術力と、開発チームの並々ならぬこだわりが詰め込まれているのだと知りました。「倒立振子」という原理を、自転車走行に応用するというアイデア。社内の自由テーマの研究を支援する制度から、このプロジェクトは始まったのですね。

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実際にセイサク君が走ってる様は、なんとなくみんな息を詰めて見てしまいます。とにかく講義を聴いた後ですから、なるほどここでジャイロセンサーが傾きを検知し、目の位置にある超音波センサーで障害物を認識してるのかと思うのですが、心の中で「よ、がんばれ!」と思わず応援してしまいます。こりゃ開発者なら、自分達の子供みたいな気になると思います。

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上の写真は、バージョンアップしたセイサク君の機能で、「魔法のステッキ」を使うとその通りに動くというものです。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、青いライトが横にふられてるのが見えますか?その動きで首を振ったり、カーブしたりします。すごいですよ。セイサク君は「ゆっくり」走れ、しかもなんと1時間近く「静止」できるのです。そして、セイコちゃん↓。

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セイサク君とは「父方のいとこ」という関係だそうです。ちなみに、セイサク君は8歳小学3年生で、セイコちゃんは幼稚園の年長組だそう。こういったネーミングや「設定」にも、すごいこだわりがあるのを知りました。セイサク君は京都府長岡京生まれで、現在11人兄弟。セイコちゃんは滋賀県野洲生まれの、5人姉妹です。こちらは、いわゆる「そのまま」というやつです。

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セイコちゃんは右側の演台にあるPCから、ブルートゥース信号で操作されています。前にも後ろにも進めます。「子供の理科ばなれを少しでも止めたい」、セイコちゃんを見ていると、その気持ちがすごくストレートに伝わります。子供の目が不思議さと好奇心で、釘づけになるのが見えるようです。人の夢が無機質な部品の組合せに、息吹を吹き込むのだと実感しました。

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admin 2010-03-04T20:01:08+09:00
弱者の兵法 http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/03/post_862.php 昨日、住友生命さんからご招待いただき、前東北楽天イーグルス監督野村克也氏の、講演会に行ってきました。京都ホテルオークラ4F「暁雲の間」は、500人くらいですかね?とにかく満員です。演題は「弱者の兵法」。貧しい生家、テスト生として入団した南海、そしてヤクルト、阪神、楽天と最下位チームの監督。スタートラインが常に、「弱者」だったと仰られました。

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しかしまあ、テレビなんかで見るあの「ぼやき」節は、そのまんまですね。話し方はこういっちゃあ何ですが、本当にウダウダと「ぼやく」ようで、決して「上手な」スピーカーではないと思います。けれど、聴かせる。一体どこまで遡るんだというくらい、ご自身の生い立ちから延々語られ、野球選手としての話よりそういったプロになるまでの話が長い。あとは監督の時の話。

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結局それはなぜなのかと思うと、要するに「弱者」を語るためなのです。「弱い者は強い者と同じことをやってたら絶対に勝てない」、「弱者には弱者のやり方がある」、「弱者が勝つのは至難の業」。全て野村氏の言葉ですが、自分は天与の才も環境も持たない「弱者」で、その自分がプロの世界で結果を出すためにやってきた方法、それが「確率を高めること」だと。

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面白いのです。ウダウダ喋ってらっしゃるのですが、ここぞという教訓めいた話になると、急に背筋が伸びる、声が大きくなる、パシッと言われるのです。ウダウダはマイクに斜めに構えて話し、教訓は正面からまっすぐ語る。どこまで意識してられるのかわかりませんが、そこが百戦錬磨の大将の大きな魅力です。50年の野球人生。「まさか」の先に何かがあるようです。

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admin 2010-03-03T13:06:58+09:00
今月の講演案内 http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/03/3_2.php 3月になりました。バンクーバーオリンピックも終わりました。後は今期残り一カ月を、まずはやりきるだけ。いわゆる現業の仕事以外ですが、今月中に引き受けている講演があと計3本。1つは、「エコな市民、事業所、NPO全員集合!!」という、京都市環境政策局主催のイベントでの、環境活動の取組事例発表の1社として、20分程度話をさせていただくことに。

先日の京都環境賞受賞というのが、選出された理由だと思うのですが、今回はKES認証取得事業所の代表事例として、話をさせていただくことになりました。主催者側の考える「枠組み」の中で、どの立ち位置で取り上げたいという、思惑がいろいろあるわけです。嫌味で言っているのではなく、むしろKESや他の企画が融合してきて、それこそが良かったと思うのです。

あ、言い忘れてましたね。これは3月16日(火)13:30~16:00、平安会館で行われます。うち以外も学校や企業やNPO団体などが発表します。環境活動で興味お持ちの方、良かったらお越し下さい。そして、あと2本は、OMエコロジーさんという会社が、企画されている「OM会」という会で、当社の環境活動の取組みについて話をしてほしいと依頼された講演です。

こちらは3月17日(水)18:00~20:00と、3月26日(金)14:00~16:00の2回。私は最初の1時間程度を話す予定になっています。場所は、三共精機本社7F会議室。基本的に、「OM会」のメンバーの方中心ですが、別に満員御礼となるわけでもないでしょうし、興味がある方いらっしゃれば、ぜひ私にお声かけ下さい。そんなこんなで今月も走ります。さて資料作りと…。

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admin 2010-03-01T21:37:22+09:00
インターン2010 http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/02/post_861.php 本日、2009年度大学コンソーシアム京都インターンシップ・プログラム「受入れ先担当者・大学担当者意見交換会」に、うちの藤田マサと出席しました。早いもので今回でもう5回目の参加になるのですね。2009年夏の活動の総括と、2010年度の活動に向けての説明です。総括には2009年度修了生と、受入れ先担当者による事例報告があり、毎年これが楽しみです。

学生の発表は本当に毎年堂々としてて、説明する項立ても語るべき内容も適切で素晴らしいと思います。これが「インターンシップの成果」であるとするなら、やはり文科省もコンソーシアムもこのプログラムに対する、教育効果への期待が高まるのも納得です。「CSR」とかではなくて、社会の中で企業が果たす役割の次元が、必然的に変わってきたのだと思います。

企業からの報告は、導入前後の「考え方」が毎回とても興味深い。私も以前この会で発表しましたが、何を言おうと考えた時、正直なことを言うとどうしても、最初の動機が「明確でない」のです。就職活動の一環だと言ってしまえば、それはそれで「明確」なのですが、私はそうでない場合のその「あいまい」に揺れる担当者の気持ちこそが、いつも大事だと思っています。

でも受入れ後の考え方は、学生や社員と一緒に苦労した時間が、「結果として」思わぬ感動を語らせます。それは日頃、その会社や担当者が大切にしている、想いの強烈な実証です。それが嬉しいのです。そしてどういうわけか、入口や方法は違うのに、皆とても似た結論を結びます。今回の発表でも言われてました、「人と人とのつながりが大事であり、全てです」と。

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admin 2010-02-26T23:31:56+09:00
時間を捻り出せ http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/02/post_860.php どんな人にも共通な資源、それが「時間」。私はよく物の価値を、「時間」という軸で考えます。お金というのは、その内の1つの切り口。例えるなら、「CO2換算」の概念に似てるかと。電気量は何kw削減、ガソリンは何リットル削減、紙は何枚削減と言いだすと、明確だけど1つ1つの「切り口」をバラバラに考えがちになります。これは単位がバラバラなことが原因です。

それを計算上ではあっても、一定の係数を掛けて、みなし「CO2削減量(キロトン)」に集約すると、個別の削減目標と全体の削減目標の関連が見え、どこでがんばるというアイデアが出やすくなり、かつ広がります。ある本に書いてあったのですが、「忙しい」という言葉が口癖になっている人は、物事の優先順位がわからなくなっている証拠だと。つらいけど仰る通り。

それでも「時間」という資源だけは、皆に平等に与えられます。ということは、この限られた時間の中で、どれだけのことをするかという、一点に賭けるしかない。つまり、時間をコントロールする側になり、時間を生み出す工夫をする必要があるということ。これまたある本ですが、「大事な仕事は予約する」と書いてありました。なるほど、予定表に先に入れちゃうわけです。

この発想を逆転させ、今日時間を創りました。大げさですが簡単な話で、行こうと思っていた講演をあきらめたのです。でも予定を入れてあったお蔭で、その予定さえ止めれば「時間」だけが残る。「どうしても今日」という部下の仕事に、その時間を充てられたのです。予定は大事だけど絶対ではない。可能性は捻り出せないのか?まだ希望の芽は摘まれた訳じゃない。

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admin 2010-02-25T20:15:06+09:00
来年度の話 http://www.sankyo-seiki.com/stuff/isikawa/data/2010/02/post_859.php 今日は午前中、京都商工会議所で行われた、平成22年度の税制改正説明会に出てきました。東京から経済産業省の方がわざわざ来られて、直近の情報(本日現在国会未通過含め)を教えていただきました。確かに税制改正の話なんて、「おもしろい」話でも「簡単な」話でもありません。けれどただ資料見るだけより、こうして話してもらうとやっぱりわかりやすい。

なぜかと考えたのですが、やはりまず「総論」を語ってくれているからかなと思います。政策税制措置の見直しの指針、いわゆる「6つのテスト」の意味も今回よくわかりました。ちょっとその軸を挙げますが、私にはすごく納得性が高い。曰く、①背景にある政策に今日的な「合理性」が認められるか?②政策目的に向けた手段としての「有効性」が認められるか?

③補助金等他の政策手段と比して「相当性」が認められるか?という3つの論点。これって、仕事にも家庭にも予算見直し時には、汎用的に使えるアイデアですよ。いやあいいこと聴いた!税制の話を聴いた後、午後からは佛教大学で開催された、「京(みやこ)グリーン電力運営協議会発足記念~地域で広げるグリーン電力」、というシンポジウムに出席しました。

KESからの要請もあり、当社は今年度既に京グリーン電力証書を購入済み。これからの方向性を知りたかったのですが、率直に言うとこれはまだまだ、アイデアが要りそうな段階の話だなと思いました。いいじゃないですか。「証書」ありきじゃなく、もっとみんなで話し合った方がいい。環境のことは、大きく考えること、本気で考えること、自分がやることがポイントです。

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admin 2010-02-24T21:26:36+09:00