ファスト・ライフ
もう週末だ、あっという間だった。
いつの間にか電車に乗って、いつの間にか会社にいて、いつの間にか昼を過ぎて、いつの間にかこのブログを書く時間になっている。(いつも大体17時頃に書いている。)
驚くほど速い。
何も考えていなくても、何も思わなくても、時間は勝手に過ぎるけど、過ぎたことだけを思い返すから、なおさらその速さを感じてしまうのかもしれない。
慣れないことが多いから、充実しているから、色々言い様はあるけれども、自宅に帰ったら部屋で一人、その時が経ったということ自体に驚いてしまうことがある。
大げさかもしれない。
「速い」はおかしい。なぜなら速度は変わらないはずで、時間の流れというものが速さだというのなら、それは万人にとって共通であり、時間は絶対のハズだ。
でも、相対的なものだという話もなんとなく分かる。
ストップウォッチの秒刻みが速くなることはない。それは一定のハズだ。
クロノスタシスといって時計の針が止まって見える現象があるらしいけど、それも錯覚の類だろう。
それでも体は正直で、疲れていぐっすりと眠ることができる。
放っておいたら簡単に終わるけど、放っておいたら本当に何もないまま時が過ぎそうだなと最近は強く思う。
1日が大事な日だって忘れそうになる。
それがなんだか悔しいので、今日は飛び切りおいしいご飯でも作って、映画でも見ながら、優雅に過ごそう。
流れていく景観がどんなものかを捉えることもまた労力が必要だけど、ファストなライフをスロゥリィにするにはそこに注意を向ける必要がある気がする。
頑張って、楽しむのだ。
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