社員ブログ

Conflict Resolution

立命館大学国際関係学部”Introduction to peace studies” 、もう第10講まで来ました。毎回ヘビーなテーマですが、それをよく学生も事前の発表チームが、それなりにまとめてくるなぁと感心。第8講で「ルワンダの虐殺」について、アフリカの前植民地時代の歴史から学んだ後、第9講で「ミャンマーのロヒンギャ問題」と、「ボスニアの民族浄化問題」について学生が発表。”Violence Triangle”の手法を使って状況を分析し議論する。

ここまでは基本的に、人と人あるいは、国内地域内の民族間の争いを扱いましたが、ここからは国と国の争いを扱います。外交や協定や枠組みなども。このpeace studiesという学問分野では、ノルウェーの社会学者Johan Galtung(1930~)がパイオニアと言われています。平和をNegative Peace(戦争や直接の暴力がない状態)と、Positive Peace(戦争や直接の暴力の原因がない状態)に分けました。Violence Triangleはここから。

さて国と国と言っても、元は人と人。人はなぜ争うのか?両立しがたい考え方incompatibilityが、その当事者が属する集団同士の態度、ふるまい、価値観に現れるからと。紛争への対処には、主に2つの様式があると言う。1つは現実に安全保障を目指す視点。ゴールは敵を無効化すること。方法は、暴力込みで紛争を制御すること。もう1つは、平和を目指す視点。ゴールは抑止。方法は非暴力で、憎しみを寛容に変える行動をと。

わざとだと思いますが、資料にあった写真が、1993年オスロ合意、2015年イランとの核制限合意、2018年シンガポールでの米朝会談の3枚。どれも今うまくいってないじゃない!それをわかった上で、真っ直ぐ議論の道を探っていく姿勢に、課題の難しさを通り越して、天晴れな清々しさを感じます。いやぁ凄い。今回は自他双方の立場・関心・必要性に分け共通項を探る、WIN-WIN Resolutionの分析を学ぶ。発表準備もしなきゃ。

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