キャベツと白菜
そろそろ鍋の季節だなと思い、白菜と鶏肉でスタンダートな鍋を夕飯に作ろうと家路を急ぐ。
スーパーによって、鍋のお供（鍋の素、お好みの野菜、肉などなど）を買い、着替えて支度をしようと思ったら、袋には白菜ではなくてキャベツが入っていた。
…え？白菜どこ？
どうやら白菜とキャベツを取り違えていたらしく、自分はもう色々とおしまいだと思った。
しかし鍋の具材は白菜居合取り揃えてあるので、路線は変わるが鍋のようなものは作れるはずだ。
キャベツ、ウィンナー、玉ねぎ、キノコ、人参…
さて、これらを切って煮込んでいるうちに鍋の素ではなくコンソメを入れたくなる衝動に駆られる。
さて、ポトフが出来上がった。
あれ？鍋じゃない…。いや、でも西洋風鍋とも言えなくもない。
フランスパンが手元に無いことを惜しみつつ、しっかり美味しいポトフを味わう。
ジャガイモも入れればよかったな。買わなければないのだけれども。
具材の大半は一緒なのに、白菜なら鍋で、キャベツならポトフになる。
これも面白いなと思いつつ、やっぱり明日こそは鶏と白菜の鍋を作ろうと固く誓う。
ごちそうさまでした。
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