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2006年10月31日
聴くということ
今朝、朝礼の社長スピーチで、ある同業他社が(大きい声では言えませんが)、100人100億体制(従業員と売上高)を視野に入れて行くらしい、という話がありました。非常に刺激になる話で、当社も遠慮しててはいけないな、と改めて奮起しました。50人ならさしずめ50億。当社はまだ、30億を達成したことがありませんが、目を開き頭をフル回転させて行きたいと思います!
社長は続いて、去年ラグビー全国制覇を成し遂げた、NECのチーム作りについて話をされました。ポイントは、①監督やコーチが各プレイヤーの話をよく聴くこと、②自分の機嫌は自分で取ること、この二つだとのこと。特に①の話は、私が現在勉強している「コーチング」の話に直結します。今、やってる方向性は、間違ってないなと、再度実感できました。
そのコーチングの講義の中で、「聴く」という行為について、深く学ぶのですが、象徴的な話がありましたので披露します。「聴く」は、「聞く(=自然に耳に入ってくる)」でも、「訊く(=こちらが知りたいことを質問する)」でもないのだ、と。「聴く」とは、文字通り「耳」と「目」と「心」を「+」て、熱心に関心を持って耳を傾けている状態を言うのだ、とのこと。
だから、「聴く」のは難しい。まずもって、①の状態が成り立つということは、プレイヤーが目標に向かって、何とかしたいと悩んでいることが、前提になります。目標が立てられる、それに全力で立ち向かえるなどの素養は、プレイヤーの基本条件です。当社は回りくどいようですけど、50億なり100億に向けて、みんなの質を高められるような挑戦を、今続けています。
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2006年10月30日
もうすぐ社員旅行
いよいよ、社員旅行が近づいてきました。今週木曜金曜と、社員全員で東京ビッグサイトで行なわれている、「JIMTOF2006」に行くという企画。そのため11/2木曜日は、営業活動を停止しております。皆様方におかれましては、大変ご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。このイベントを通じて、社員一同、一層の情報発信に務めますのでご期待下さい!
この企画は、京都営業部の家村主任、河村社員、北村社員、林社員、江崎社員、木村(真)社員の6名が中心になって、夏前からミーティングを重ね、社内新聞や旅のしおりを作ったり、アンケートや宴会での趣向を考えたりして、やっとこさここまで漕ぎ着けたものです。彼らのためにもこの企画が、みんなが楽しかった、有意義だったと言えるものになって欲しいと願います。
やってみないとわからないこと、ってあります。こういう企画の実行委員なんかが、正にそうです。参加してるだけだと、ともすれば連れてってくれることに乗っかり、不平や不満ばかり言う人っています。でも、自分が実行委員をやると、誰かがやってくれてる時にも、他人事ではなくなってくる。実行委員のために、自分も一肌脱いでやろうという気持ちになってくる。
この企画一泊二日で、当社の何がどれだけ、具体的に変わるのかはわかりません。でも私は、この企画やあのプロジェクト、そういうものが相俟って、いつか誰かの心に、「ポッ」と灯がつくのを待っています。理屈じゃなく、心で、何かに触れてくれることを信じています。いつかそれが、今は想像もしない形で、皆様に届けられるようになったら、本物だなと思います。
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2006年10月27日
セミナーな一日
本日は、午後から2本のセミナーに出かけました。まずは、京都ホテルオークラで行われました、京都市ベンチャー企業目利き委員会10周年記念事業の連続講演会「次代を担う人たちへ」。これは、京都市が行っている次世代のベンチャー企業を発掘、育成するためのプロジェクトですが、今回は3回シリーズで、Aランク認定の企業1社と、委員の代表1名の講演があるという記念事業です。
今日は、㈲ジャパンスタイルシステム社の川邊祐之亮社長と、目利き委員会の稲盛和夫副委員長(京セラ名誉会長)の講演でした。聴講者は、約1,000名!すごいです!川邊社長は、京友禅の柄や色を、CG技術を使い着物以外に応用することで、今やアテネオリンピックシンクロ日本代表の水着のデザインや、中日落合監督のグランドコートのデザイン等、を手掛けておられます。
稲盛会長のお話は、目利き委員会の講演ということもあり、京セラ事業の中でも、よりベンチャー色の強い「太陽電池事業」の、立上げから今に至る経緯のお話でした。稲盛さんは言われます、事業を花開かせるためには、辛抱強く、粘り強く研究開発することが必要だけど、何より「大義名分」が必要だと。世のため、人のために尽くすことを、事業の目的にしようと。。納得。
この後、ウイングス京都で開かれた、「琵琶のみやこ会」主催の「2008年採用戦線・人材確保の戦略を考える」というオープンフォーラムに参加。京滋地区に本社や事業拠点を置く企業や、京都・滋賀の行政関係者等が情報交換する場のようです。初参加でしたが、いろんな企業や大学関係者の方々と出会い、採用に関する生のお話も聴けて大変参考になりました。
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2006年10月24日
二人のスター
11/1発行の「B-ing」というリクルート社の求人雑誌に、求人広告ではなく、当社社員の「記事」が出ます。「ライバル対決!」のような主旨の特集記事で、京都営業部の藤牧君と、滋賀営業所の木村君が出演(?)します。巻頭カラーの特集だそうで、この後「ライバル」という話の繋がりで、阪神の金本選手なんかのインタビューなども入るそうですよ。すごいぞ、藤牧!木村!
思えば、私がこの会社に来て、中途採用を始めて、初めて採用したのが、この藤牧君と木村君でした。あの時は、全部で30人くらい集まったかな?でも彼ら二人は、座ってた座席の位置や、エレベーターで偶然会ったことなど、細かいことも結構覚えています。それは、彼らに限らずその後の採用活動でも、何となく印象に残る人というのはいるものです。
入社最初の研修の時にも、二人に「どこまで行っても、二人は同期だから。とにかく同期は、大事にした方がいいよ。」という話をしたと思います。一番のライバルで、一番素で語れる人。彼らの場合、年齢は4つくらい違うけど、どちらも違う業界からの転職組。機械工具など全く…という所からのスタートでしたが、あれから4年、今や二人とも各営業所の中核メンバーです。
ライバルがいると、やはり人はがんばるものです。だから、成長もする。実際に彼らは、本当に成長してくれました。今年も、通常の業務はもちろん、インターンシップのブラザーや、社内計数通信講座のチームリーダーなど、全社的な取り組みにも、どんどんその力を発揮してくれています。編集者曰く、「二人は役者です」とのこと。B-ing11/1号、皆さんぜひ見てやって下さい!
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2006年10月23日
全てのことが自分に通じてる
一度、世の中で起こる全てのことは、自分のせいだと考えてみたらどうでしょう。朝刊に載った痛ましい事件、道を歩いていると落ちている煙草の吸殻、会社で起こる様々な仕事上のトラブル、うまくいかない人間関係、高い税金や社会保険料、上がらない給料。。全部、自分のせいであると。開き直ります?多分、大方の人は、私は何とかしようとすると思います。
人のせいにする余地が多いことほど、一所懸命やらない。関係ないと思った時点で、「他人事」になります。この関係は、一見客観的なようで、主観的なものだと思うのです。つまり、関係あるかないかを決めるのは、自分だということ。そのことを引受けて、これは自分の責任だと思うと人は、ひたむきになります。条件も譲歩も言い訳もなく、ただ一念になります。
私は最近、始業前に西大路九条の交差点を掃除していて、ふと感じることがあります。落ちているゴミで一番多いのは、煙草の吸殻なんですが、あまりにたくさん落ちていると、「誰が捨てるんだ!」という気になります。でも毎日吸殻を、ほうきの先で「ツツッ」と、ちりとりの中に掃き込んでいると、だんだん捨てた人のことは、考えなくなります。
変な話ですが、吸殻が可愛そうになってくるのです。まだ長いままのものや、踏みにじられたもの、途中で折れたものや、フィルターだけのもの…。ちりとりに掃き込む瞬間、吸殻はやっと自分の帰るべき場所に帰れるかのように、喜んで入っていく気さえします。誰かのせいでも、誰のためでもなく、自分のために、そこに問題は、落ちているのかもしれません。
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2006年10月20日
全機工連愛知大会の巻

本日、全日本機械工具商連合会の全国大会が、名古屋マリオットアソシアホテル(JR名古屋駅前のごっついツインタワーです!)で開催され、社長ともども行って参りました。機工組合の全国大会は、2年に一度、愛知、東京、大阪、京都の順で行われます。今年は、第38回。大会テーマは、「事業承継を考える~明日に繋げる機工商社の後継者対策~」でした。


全国から520社の社長が集い、大変盛況に開催されました。第1部は、㈱タナベ経営の田辺次良社長による基調講演(写真上)。第2部は、実際の企業社長3名を中心とした、同テーマでのパネルディスカッション(写真下)。戦後から高度成長期を経た中小企業の多い業界のこと、非常に深刻なテーマでもあり、どちらもとても実感のこもった、とても勉強になるお話でした。


第3部は、懇親会。地元「尾張新次郎太鼓保存会」の皆様による、迫力のある和太鼓の演奏(写真上)や、名古屋名物の味噌カツ、きしめん、ひつまぶし、天ムス等を、楽しませて頂きました。中締めの挨拶は、当社伊東社長(写真下)。初めての方、お久しぶりの方、全国のいろんな社長とお話でき、非常に有意義な時間を過ごせました。
愛知組合の皆様、本当にお疲れ様でした。2年前京都大会の時に、少しだけお手伝いさせていただきましたが、この大会の準備、本当にたいへんなんですよね。でも、また2年後の東京大会が、楽しみです。みんなの力で、この「業界」をもっともっと盛り上げて行きましょう!全国の皆様、ありがとうございました!

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2006年10月19日
CSRと石田心学
今日は、京都リサーチパーク内にある、京都市産業技術研究所工業技術センターで、今話題の「企業の社会的責任とは」という講演を受講してきました。(長いですよ…)「独立行政法人 中小企業基盤整備機構 京大桂ベンチャープラザ クリエイション・コア京都御車」主催の、簡単に言うと、中小企業向け、CSR(Corporate Social Responsibility)の考え方講座でした。
特に、CSRの考え方で、二点のことが深く印象に残りました。一つは、CSRは「法人としての存在が許されることに対する責務」という、東京大学経済学部 岩井克人教授の言葉。もう一つは、アメリカでは「CSR」という言葉よりも、「企業市民(Corporate Citizenship)」活動という言葉の方が、メジャーだということ。企業と、その「個人」に着目しているのです。
ルールや基準という最低限の話ではなく、コンプライアンス(=倫理法令順守)をやり、経済的にも儲けて、その上で「社会貢献」をする。これが、企業の社会的使命だと。CSRはいかにも輸入言語ですが、日本には昔から、そもそもこういう考え方が、「商人の道」としてあるよ、というのが今日のお話。その代表として、京都亀岡出身の石田梅岩の考え方が紹介されました。
士農工商の江戸時代。丁稚から奉公しながら、神・儒・仏教を独学で学び、後に「心学」と言われる、現代まで続く学問の一派を築いた商人です。「富の主は天下の人々なり」という考え方は、CSRの実践そのもの。「商いは本来、倫理行為である」とは、高田屋嘉兵衛の言葉(司馬遼太郎作『菜の花の沖』)。私達はもっと、日本人のことを勉強しなきゃいけませんね。
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2006年10月18日
「掘り方」はじめ!

いよいよ滋賀新社屋の、建築現場定例会議が、今日から始まりました。当社からは、滋賀の馬場と私が出席。上の写真を見てわかります通り、「掘り方」が始まっています。実際のところ、この言葉が指す正確な意味は知らないのですが、工事の現場の方から聞くと、私にはとてもしっくり馴染む言葉に聞こえました。確実に完成に向かって、進み始めているのです。
定例会議終了後、この写真を撮るのに、掘り返され始めた現場を歩いてみて、あらためて広いなと感じました。ここに、あのパースに描かれた、三共精機滋賀(新)営業所が、5ヶ月したら建っている…ますます実感が広がってきました。でも同時に、現実にその建屋があるというその「力」を、まだ実感できてないなとも感じました。

大きく変わるでしょう。。京都にこの本社があり、滋賀にソーラーパネルを備えたあの社屋を構え、岡山も徐々に陣容を強化しつつある今、私達はこの会社のことを、もっともっと考えないといけないと思っています。お客様にとっての三共精機、社会にとっての三共精機、地域にとっての三共精機、社員にとっての三共精機、社員の家族にとっての三共精機。。
そして、自分にとっての三共精機。私達社員一人一人には、この社会でもっともっとやるべき仕事がある。だからこそ、こんなに立派なチャンスをいただけるのだと思う。きっと新社屋の完成を、現実にそこに見た時、私達社員の背筋は更に、ピンと伸びることでしょう。秋晴れの空。来るべきステージへの期待を静かに呑みこんで、今、掘り方が始まりました。
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2006年10月17日
法人税法改正説明会
いかめしいです。今日は京都テルサで、税務署主催の「平成18年度法人税関係法令改正の概要説明会」がありました。既に、10月なのですが、平成18年4月から施行されている、法人税法の税制改正ポイントについての話です。会社法が新たに制定されましたので、そうは言っても今年の改正は、非常に意味が大きいなと感じました。
・役員給与に関する改正
・会社法の制定に伴う改正
・企業組織再編に関する改正
・同族会社の留保金課税に関する改正
・減価償却制度に関する改正
・交際費に関する課税特例の改正 等々
今日の説明は、前半の役員給与の損金算入の所に時間を取り過ぎて、後半走りすぎで何を言ってるのか、多分会場の大方の方が、わからなかったろうなと感じました。極めて大事なことを、極めて一方的に話された印象を残しました。納税協会は、平成20年より「社会貢献」がテーマとなるらしいのですが、民間では今日のプレゼンは、通用しませんよと思いました。
それでも最後は、こう言われました。「納税は、e-TAX(電子納税)を使って下さい。情報は、国税庁のHPでQ&Aを確認して下さい。」、ですと。すごく難しい要求をしている割には、あまり手間をかけたくない、という風にも取れます。多分、世の中小企業は、この法改でまた差がつきます。反応できるところと、できないところ。。本当に、うかうかしてられません。
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2006年10月16日
インターンシップ修了式

14日土曜日に、2006年インターンシッププログラムの最終講である「修了式・修了パーティー」が、龍谷大学深草キャンパスで行なわれ、受入れ企業側として参加して参りました。財団法人大学コンソーシアム京都主催の本プログラム、この日初めて、参加した学生、コーディネーターの各大学の先生、企業側の担当者やコンソーシアムのスタッフ等が、一同に会しました。

学生の数だけで、約600人。コーディネーターの先生が、約30人。聞いてはいましたが、現実にそれだけの人が大教室で集まってる様を見て、非常に圧倒されました。あらためて、この企画の大きさや意味の深さに気付かされました。上の写真は、修了式でのコーディネーターの先生からのラストメッセージなのですが、これだけいらっしゃると結構長い…まさに「イノセントワールド」でした。

うちに来てくれてた、森井君(ケータ)、藤田さん(アヤコ)、杉山さん(アヤ)、山下さん(シズ)の4人も元気でしたよ(上写真左から。真中は私。)。少しずつ就活モードに入って来ているようで、また新たな道を歩いている表情でした。4人は、当社インターンシップの記念すべき一期生。来年の夏には、また就職の報告会でぜひ集まって、次の学生にいろいろ教えてあげて下さいね!

龍谷大学には、今回初めて入ったのですが、びっくりするくらいきれいなキャンパスでした。学生の時期っていうのは、恵まれているなとつくづく感じました。「中にいると、それがなかなかわからないんですよね…」とは学生の弁。私も、全くそうでした…。今いるこここそが素晴らしく、チャンスに満ち溢れてるんだという事実。。私達が社会で今、気付かないといけませんよね。

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2006年10月13日
一燈照隅
今朝の日経新聞を見ていて、ちょっとびっくりしたことがあります。2ページ、「教育再生を聞く」。誰がコメントしてるのかと思えば、渡辺美樹氏。居酒屋チェーン大手、「ワタミ」の社長です。この方、中高一貫の私立校郁文館夢学園の、理事長もやってらっしゃり、今秋からは神奈川県教育委員も務められているとのこと。とにかくエネルギッシュな方です。
で、5ページ「新成長経済へ7項目 諮問会議の民間議員提言案」。誰がコメントをしているのかと思えば、丹羽宇一郎氏。この方は、4000億円に上る不良債権処理を行ない、伊藤忠商事再建の立役者となった、平成の名経営者の一人です。今回の提言も、公務員制度に競争原理を入れるとか、イノベーションで少子化社会での成長を目指すとか、歯切れがいい。
一方、11ページ「ファストリ営業益24%増」。こちらは、本業の決算の話です。ファーストリテイリング、つまり「ユニクロ」の創業社長柳井正氏が、社長に復帰して1年で、見事経営再建したという記事です。一旦は、後任に社長を譲って会長職となったものの、その後の業績低迷に自ら再登板された結果です。商品別再編、在庫管理徹底など「柳井改革」が、1年で結実しました。
他にも御手洗富士夫キャノン会長など、今朝の日経は、平成の名経営者大活躍のオンパレードです。しかも、その範囲が本業の経営から、国の政治や教育にまで及んできている。素晴らしい事です。企業を導く優れた経営者の考え方を、今や全ての人が学ぶ時代。そういうことに触れて私も、せめて社会の一隅を照らす人になりたいと、改めて願うのでした。
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2006年10月12日
幸せとは
よく引用させていただくのですが、イエローハット創業者の鍵山秀三郎さんの言葉に、「幸せとは、豊かさ。豊かさとは、丁寧さ。」という言葉があります。私、この言葉が、なぜかずーっと気に掛かっておりました。別に難しい表現ではないのですが、この意味を探れとでも言われてるような、初めて聞いた時、まずそんな気がしたのです。
豊かさって、どういうことだろう。恐らく、物質的な豊かさ。そして、精神的な豊かさ。で、それを担保するものが、「丁寧さ」。。私が、なぜ引っ掛かっているのか、わかりました。「豊かさ」とは、享受するものです。でも「丁寧さ」というのは、他者に期待することではない。他者が「丁寧」でも、自分は「豊か」になれないからです。
つまり、「丁寧さ」というのは、自分の行為に対して言われていることなのです。自分が「丁寧」であることが、自分の「豊かさ」につながり、ひいては自分の「幸せ」につながる。ここに至って、私はなるほどと思います。「丁寧」にすることを、斜めから見ると、「面倒くさい」と言えなくもない。同じ事を、丁寧と感じるか面倒と感じるかは、その人の焦点の当て方一つです。
丁寧に行なうということは、一つ一つの意味をしっかり理解して、尊敬や愛情の念を持って、相手の反応や気持ちまで察して、自分の一手を決めるということ。あらゆることに、そういう思慮、配慮、深慮ができれば、その行為は自ずと心の余裕や、笑みや、言葉につながる。それが豊かさを醸し、結果として我知らず、「幸せ」という状態を招くということなのでしょう。
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2006年10月11日
そうだ、遺伝子ON!
今日は申し込んだ時からすごく楽しみにしておりました、京銀プレジデントセミナー「『笑い』と『健康』 遺伝子ONで生き生き人生!」という講演を聴きに行ってきました。講師は、筑波大学名誉教授 村上和雄先生です。京都大学のご出身だからか、京都銀行が大したものなのか、こうして直接お話を伺えるご縁に巡り合えたことが、本当に嬉しいです。

メディアにも登場しご存知の方も多いと思いますが、日本を代表する科学者で、「高血圧を治す」ことを研究テーマに様々なアプローチをされ、中でもその黒幕酵素ともいうべき「レニン」の遺伝子解読で、世界的に注目されます。勿論、科学者としての実績も素晴らしいのですが、村上先生の真骨頂は、やはりそのプロセスの物語です。もうほんと、泣き笑いと感動の嵐です。
私も紹介され少し前に、先生の著書「生命のバカ力」(講談社α新書)を知ったのですが、それ以来特に「若い方」に、いつも推薦している本の一冊です。今日の講演、私は一番前の正面の席で、聴いていました。本を読んでいるので、その挿話なんかも知っているはずなんですが、体が震えるような感覚で、ただ聴いているだけで涙が出そうでした。

60兆個の細胞が人を作り、その一つ一つの細胞に、30億の塩基(ATCG)配列の情報が入っている。これが、1グラムの2千億分の1という極小のセルに格納されてる。これを近年ようやく解読したヒトは、改めて気がついた。では、誰がこの精緻な設計図を書いたのか…”Something Great”。一つの乱れもなく究極の調和が、生物を動かす仕組み。それが、生。

最後に言われた言葉に、はっとしました。21世紀は、日本の時代だ。そうならなきゃいけない、と。日本には、文化(仏教)と科学技術そして経済がある。この3つが並立しているなどという国は、日本以外にない。だからこそ、日本人には使命があるはずだと。全く同感です。そしてこれからは、それを1人1人がしっかりと、遺伝子をONにしないといけない!
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2006年10月10日
京炎そでふれ!

10/8日曜日、「第4回京都学生祭典」に行って参りました。絶好の秋晴れで、京都岡崎公園周辺は、大勢の人で賑わっていました。去年から少し興味があったのですが、この夏インターンシップで来てくれてた同志社大学3年生の藤田綾子さんが、こちらの事務局に参加して頑張ってるという話も聞いていたので、今年はちょっと縁があるなと思っていました。

そして縁つながりでもう一つ。うちの子供の幼稚園の友達、たみちゃんとえなちゃんが、この祭典のメインイベントの一つ、全国踊りコンテスト「京炎そでふれ」に、登場するということを知りました。神宮道に6ヶ所ある会場は、ギャラリーでいっぱい。二人も舞台袖でちょっと緊張してたけど、一番前で手を振る我が家のメンバーを見て、すっかりリラックスして踊ってました。(上写真)

京都というのは、本当に恵まれた場所だなと感じます。まず、学生の街だということ。こういう狭い地域に、学校の枠や利害を超えて集まれる雰囲気がある。そして、協賛できる企業の力があること。優良企業ばかり。うちもこういうイベントを、後援できるくらいにならなきゃ…です。最後に、学生のイベントとして、いろんな世代が融合できてるということです。

今回で第4回という、この祭典。この事務局運営を、行政や団体がしっかりサポートしてくれるから、これだけのイベントが実行できるのだと思います。そのテーマ性、時代性、地域性。それらをしっかりと理解して、京都からの「発信」を、続けなければなりません。参加者はみんな、自分で手を挙げた人達。だからみんな、すごい力を発揮するんだなと、また発見しました。
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2006年10月06日
君に成功を贈る
昨日、私の銀行勤務時代の同期のY君が、来月転職するというので、関西にいる同期8人が梅田に集まって、送別会をしました。Y君の転職でその8人中、私も含め4人が転職組、4人が銀行組です。髪の毛の話、健康の話、会社の立場の話、共通の知人の行方の話、これから進むであろうそれぞれの道の話…それぞれに、16年の歳月が流れています。

外から見たら、どこにでもいるおっちゃんの集まりと化しているこのメンバーも、自分たちそれぞれの目から見ると、かけがえのない人達なんだなあと改めて実感です。それぞれのいろんなことを知っていて、全く気楽に話ができる。銀行で上下の立場にいる人、今や取引先になった人、自由人…それぞれだけど、同期の場は、やはりただの人です。

Y君は、外資系の会社に行く。また東京での暮らしが始まる。よく考えてみれば、「なぜ今、転職するのか」という話の核心を聴くのを忘れていました。それが気にならないほど、自然に普通の話に終始し、時間が経つのを忘れていたということです。でも、ある程度の年になって、転職を考える人は、同じ深みで人生を考えるもんだなあと思いました。
Y君は、個人的なある話を私にしてくれました。ここでそれは書けないのですが、私はその話を聴いて感動していました。この話を聴くために、今日自分がいたのだなと思ったくらいです。Yの人生は、この事を背負ってあります。またいつ会えるかわからない。”がんばれ…”。右手を高く上げて、高槻のエスカレーターに消えた友Yに、心からのエールを贈ります。
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2006年10月04日
長い小説
ついつい手が出せないのが、長い小説です。始めから「全○巻」かがわかっているので、<ページ数×巻数=総量>と、<予想読了ペース×予想おもしろ指数=読めるペース>で大よそ検討がつく、<予想全巻読了時期=読むのにかかる日数>を、何となく想像してしまう。それだけの量・時間、本当に読めるか…という不安。どこかに紛らわせて、本屋さんで横目に眺めます。
この夏ブログにも書きましたが、「ゲド戦記」を読み始めました。全5巻(外伝込みで全6巻)、先日読了しました。あー、嬉しい。ジブリの映画は観てないのですが、広告なんかを見てる限りでは、どうやら原作のどれとも違う、オリジナルのストーリーのようですね。「ゲド戦記」は、一応「子供」向けのジャンルに分類されていると思いますが、これは完全に大人のファンタジーです。
だって、意味がわからないですよ、多分。過激な挿話もあるし。。何となくタイトルから、スリルと冒険とストレートな恋愛・友情などの要素を期待するのですが、1巻の時にも書いたように、一言で言うと「暗い話」です。それが2巻、3巻と、だんだんだんだん重くなって行きます。アースシーという世界での生活、人間や魔法使い、竜などの役割が、多分に暗示的に交錯します。
全5巻、読み応え充分。そりゃ深い話ですよ、これは。こういう話を読むと、洋の東西、宗教的な価値観などを超えた所に、「人間」としての問題ってあるんだなと思います。こういう共通性は、読んでて安心します。みんな同じなんだ、と。長い小説、しんどい時もありますが、充実感もひとしおです。長い小説、次は「宮本武蔵全8巻」(吉川英治作)行ってみます。
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2006年10月03日
職場実習受入れ
今日から新たな取組みとして、(長いですよ覚悟して下さい)「専修学校等委託訓練若年者職業能力開発支援事業コース」と言う制度に、取組むことになりました。いろんなご縁がありましてこの度、松下電器産業㈱IT教育研究所様から、当社で一ヶ月間、この制度の中の「職業実習訓練」の部分を、受けてくれませんかというお話をいただき、実現したものです。
言葉にすると長いので、ちょっとよくわからないと思うのですが、要するに求職者の方を、実際の職場である一定期間預かり、実際にそこで仕事をする事で、社会に出る前に職業人としての意識を養うというもの。う~ん、これでもわかりにくいですねえ。。要するに、そんな事業の一環で、今日から”実習生”の方が、一人来られましたよということです。
雇用・能力開発機構京都センターと、松下電器産業㈱IT教育研究所というところが、タイアップして3ヶ月間、ITスキルの習得を支援。その後、スキルを実際の仕事で、活用してもらおうということです。お話を頂いた時、たまたまなのですが、滋賀営業所の新築に合わせて、整理したい手書きのデータがありました。不思議なもので、やってもらいたいことが当社にもあったのです。
滋賀営業所でも、「どうしようか…」と言っていたこの仕事。ほんとご縁の繋がりで、こういう機会をいただくことになりました。国のそういった事業支援、実習生(吉岡さんと言います。よろしく!)の就業支援、そして当社の業務支援にもなれば、こんなにいいことはありません。ぜひうまく回って行けばと願っています。ま、楽しくやりましょう。よろしく、吉岡さん!
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2006年10月02日
若冲を見たか?!

現在、京都国立近代美術館で、「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」を開催しています。この江戸時代の”奇才”画家伊藤若冲の実物を是非見たくて、土曜日行って来ました。秋晴れの一日、岡崎界隈は芸術の秋にふさわしい雰囲気でした。結構な賑わいを見せていて、昨今の若冲ブームも頷ける感じがしました。

伊藤若冲という画家は、江戸時代に活躍した画家ですが、結構最近まで日本ではあまり注目されていませんでした。アメリカのジョー・プライスさんという方が、50年くらい前にスポーツカーを買うのをやめて、一枚の日本画を買ったことから、このコレクションは始まったそうです。若冲の絵というのは、その恐ろしいまでの細部へのこだわりで、観る者の目を釘付けにします。
写真もビデオも、望遠鏡も何もない時代に、よくもこんなに細かい絵が描けたなと、観れば観るほど感心してしまいます。「紫陽花双鶏図」なんか、凄いですよ。鶏の目の力で、こちらが射抜かれてしまいます。そして何と言っても圧巻は、「鳥獣花木図屏風」です。白い象がど真ん中に置かれた、何とも言えない不思議な絵です。84,000枚の桝目、一度ご覧下さい。

表に出てせっかくだからと、向かいの京都市美術館で、「ルーヴル美術館展」も観ました。こっちの方が混んでましたが、はっきり言って若冲見るべし!です。2007年5月には、相国寺承天閣美術館の新館開館記念で、伊藤若冲特別展が予定されており、「釈迦三尊像」と「動植綵絵」30幅が一同に会するとか。。必見のお腹一杯企画。いやあ、楽しみ楽しみ!