懐かしい母校の校庭
昨日大学の同窓会が母校の近くのホテルであり、今出川の校庭に集まりました。
今回は1年ぶりなので殆どの人の顔は覚えていた。久し振りに校庭を皆で散策。
現在工学部は田辺地区に移転しており、研究室や実験場はないが、昔の校舎は
残っている。事務所があったハリス理科学館は校租新島譲の記念展示や戦後の
学園の歴史などが展示されていた。
「ここに休講の掲示がされていたなあ」とか、「ここに工場があって、卒論締切り間
際まで実験していたなあ」とか、「ここの学食はまずかった」とか、「授業をさぼって
行った麻雀屋はまだあるやろか」とか思い出は尽きない。
校庭の象徴的は建物であるクラーク記念館は目下改修中で覆いの中であったり、
古い建物に代わって新しい校舎が建っていたり、すっかり整備され綺麗になっている。
休日で教室には入れないが、今出川通りを挟んで建てられた「寒梅館」は開放され
ていて、大江健三郎の講演会をやっていた。広いホテルのロビーのような館内では、
学生がパソコンを叩いたり、打合せや学習に精を出していた。こんな環境で学べる
今の学生は何と幸せなことか。
昨今教育に関して何かと議論が絶えないが、我が母校では教育の本文をわきまえた
「良心の全身に充満した」若者の育成に専心してくれているものと確信しています。
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