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太郎、ありがとう。。。

以前、3月14日に「北村太郎君」という題名で、家で飼っている犬の話をしました。
みなさん覚えておられますか~?
その太郎が昨日(厳密に言うと、もう日が変わっているのでおとついの日曜日です。)の朝、
眠るように息を引き取りました。14歳でした。
その日の朝8:20頃に妹に起こされました。
いったい何事?と妹を見ると、両目から涙を流し、「太郎が息をしていない」と私に言いました。
私は飛び起き、太郎が寝ている居間に向かうと、
太郎はいつものように寝ている感じでした。
しかし、胸に触れるとあるはずの鼓動がなく、息もしていません。
目も全く開けようとしない。
そのとき初めて「太郎が死んだ」ということが理解できました。
太郎は本当に寝ているようで、今にも目を開けてくれそうなすごく安らかな表情でした。
家族の話を聞くと、その「死」という瞬間を見ていた者はいなくて、
「ハッ」と気付くと息をしていなかったということでした。
このときはまだ温かく、死んだということは理解でいきていても、
何かの拍子に目が開くのではないかという期待ばかりしていました。
太郎は3ヶ月という、少し大きくなってから家にきました。
ペットショップに犬を見に行ったときに、「ボクを家に連れて帰って!!」
という目をしていたと、母が言っていた記憶があります。
最初は、名前をビーグル犬やし「ビグ」にしようとかいっていましたが、
最終的に誰が聞いても分かりやすい「太郎」という名前に決定しました。
それから14年の月日が経つんだな~と改めて太郎が居た14年を思い返しています。
本当にやんちゃな犬でした。
靴はボロボロに噛み千切るし、何でも食べ物は欲しがるし・・・。
でも、何をしても怒らない、人に牙を向けない優しい犬でした。
そして、すごく淋しがり屋でした。
今日、会社に行く前にこれで最後になる「行って来ます」の挨拶を、
居間で花と大好きだったお菓子に囲まれ眠る太郎に告げ家を後にしました。
みんなと居るときはそうでもないのですが、一人になる営業車の中だと、
ふとした瞬間に太郎を思い出し、涙することが多々ありました。
家に帰って来たときには、火葬屋さんに引き取られた後で、
玄関には太郎が生前はめていた首輪と、お茶碗、毛布、元気な時に使われていた鎖の支柱が置いてありました。それを見た瞬間、私の中に淋しさがまた急にこみ上げてきてすぐに家を飛び出してしまいました。
犬一匹で家の雰囲気もガラッと変わってしまうんですね。
でも、早くこの状況に慣れないといけないと思っているんですが、
私には当分無理そうですね。
太郎には本当にたくさんの思い出を作っていってくれました。
私が高校時代、厳しい練習でクタクタになって帰ってきても、
元気に家の前へ飛び出してきてくれて私に元気を与えてくれたことなどなど・・・。
太郎、本当にありがとう。
天国で安らかに眠ってください。

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