フランスを見直す
今年の夏は梅雨が明けず日本中豪雨に見舞われています。そんな中先週一週間
ＮＨＫＴＶで「フランス縦断世界遺産の旅」が生放送されていた。そちらはずっと快晴
続きで大変美しい景色に感動した。私は元来あまりフランスには興味がなく行こうとも
思ったことがなかった。何処となく気位が高く、ブランド商品を撒き散らしているといった
イメージを持っていたからである。しかしこの放送を見てそれが誤りだと気づいた。
気位の高いのは世界中から歴史や文化芸術に憧れて集まるパリに限られており、
パリから一歩外へ出ると、豊かな自然に育まれた信仰深く穏やかで心温かい人々が
訪れた人を迎え入れてくれる土地柄であることが分かった。そこには2000年の歴史が
残っており、住民全てがそれを上手く使いながら後世に残して行こうとしている姿があ
った。観光都市京都ももっと早くから見習えば良かった点が多いと感じた。いや、今から
でも間に合うと思う。先ず市民が皆がそのような意識を持つことが必要だ。
たまたま「ダビンチコード」を読んだ直後でもあり、何となく最初の日に見たのがきっかけ
で一週間全部見てしまった。そして機会があればフランスへどうしても行きたいと思うよう
になった。
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