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久々の登場でございます☆

皆さんお元気にされていましたか??
しばらくブログを更新しないで申し訳ないです。
色々とネタはありますが、やはり現在行われている高校野球について書きたいと思います。
第88回全国高等学校野球選手権大会京都大会が、西京極球場・太陽ヶ丘球場・舞鶴球場を拠点に
熱戦が繰り広げられています。
15日に開会式が西京極球場でありましたが、
雨の影響で現在大幅に遅れて日程が進んでいます。
その雨の影響で17日に太陽ヶ丘の第二試合の二塁審にあたっていましたが、
残念ながら雨で流れてしまい、私の高野連審判としての3年目の夏はなくなったな・・・と、思っていました。が!西明石のメーカーの講習会に泊まりで出張中に高野連から審判依頼の電話がかかってきて、
7月23日日曜日、西京極球場の第二試合。大谷高校VS峰山高校との試合の二塁審を担当させていただきました。
やはり普段の練習試合の審判でも緊張する私ですが、
夏の大会となると半端なくドキドキします。
しかし、グランド整備・水まきが終わり、
グランドの出口で待機して主審の「集合」という声で両チームが勢い良くホームベースの前に整列し、
挨拶を交わす。そしてグランドに散らばる。審判も自分の担当する塁へ走り出す。
その頃になるとようやく落ち着きます。
やっぱり夏の大会は違いますね!
秋・春・夏と、高校野球には3つの大きな公式戦がありますが、選手の目が違います。
やはり夏は一番男らしい目つきをしています。
男らしいとは、戦う目をしているということです。
また、エラーをしたときの動揺している目も、秋と春の目と夏の大会での目と違うように感じました。
この試合は、2対1で峰山が勝ちました。
大谷のラストバッターがセンターフライ。私がその飛球を追いかけ最後にジャッジをしました。
そして、ホームベースへ向かおうと振り返るとそのバッターが二塁ベース手前でうずくまっていました。
私にはすぐにそのうずくまる気持ちが読み取れました。
試合が終わってしまったという脱力感。
試合に負けてしまったという悔しさ。
そして、3年間の血も滲むような努力をし続けた高校野球人生が終わってしまったという寂しさ・・・。
私はその選手に「挨拶までしっかりしよう」と話しかけました。
その選手は、鳴き声で「ハイ」と私に返事を返してくれました。
全員がホームベースに整列をし、挨拶を交わし、相手選手同士健闘を讃え握手を交わしたり、
抱き合ったりしています。その中で、「ありがとう、次も頑張ってや」という声が負けたチーム側から聞こえてきました。
私はその言葉を聞いて胸が熱くなったと共に、こういう立場に立ててよかっと感じました。
こういう爽やかさがあるから、皆さんに高校野球が愛されているんだな~と実感しました。
残念ながら、もう今年の夏の大会に審判として出場することはないと思いますが、
甲子園出場校が決定するまで、しっかりとこの大会を見守りたいと思います。

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