社員ブログ

車椅子体験

車椅子体験といっても私が乗るのではなく、母を乗せて押して歩くという体験です。
土曜日母に病院から外泊許可が出て一時帰宅出来ることになり、折角の機会なので
車椅子をレンタルし紅葉を見に連れて行くことにした。
寒いといけないのでブルゾン、マフラー、手袋、ひざ掛けを用意し上賀茂神社へ。
紅葉の名所でもないので、そんなに人出は多くないが、七五三参りや観光客もちらほら、
真っ赤に色づいた紅葉をバックにスナップ写真の姿も見られました。
そんな中を車椅子で参拝。
車椅子は病院内では何度か利用しているのが、外では初めて。そこでよく言われるバリア
フリーの不備を味わった。 神社というのは古くからあり、石段や敷居、砂利道があるのは
承知の上だが、歩道の段差や渡れない橋には困った。
押していて分かったのだが、車椅子の取っ手は意外と低い。私が長身ということもあるが、
腰を曲げて押すのは疲れるものだ。最近の人は身長が伸びてきているのだからもう少し高
くても良いのでは、或いは調節できても良いのではないだろうか。
また、下り坂が意外と疲れる。借りた車にはブレーキがついてなく、押すというよりも早く
走らないように引っ張るということをしながら進む。母は寒いので早く帰ろうと言っていたが、
私は結構汗をかいた。
それでも いつもベッドで横になっている母は、久し振りに外に出られ喜んでくれたので、
疲れも吹き飛んだ。
ボランティアの方などが車椅子を押して居られるのを、今まで何気なく見ていましたが、
結構大変なご苦労をされているのだというのを知ることが出来ました。

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