RC職業奉仕講演会
2月10日(土)京都テルサでロータリーのパストガバナーである佐藤千壽氏の講演会が
あり聞きに行った。氏は88歳の今も数社の企業の会長であり、若い時からロータリーに
熱心に取組まれ、多くのロータリー関係の著書もあり、また美術にも造詣が深い方である。
高齢にもかかわらず、東京からお越し頂きホワイトボードを使いながらはっきりした口調で
職業奉仕について1時間半講演された。
製造に携わる企業人の立場から、アメリカとヨーロッパの民主主義の違いに始まり、アメ
リカ流の稼いだ財産は慈善事業に寄付をするという考え方が、ロータリーにも波及してき
ている傾向に疑問を投げかけられると共に、昨今のファンドビジネス社会に於けるロータ
リークラブの職業奉仕はどうあるべきかを熱く語られた。
とどのつまり、「ロータリーのするべき職業奉仕は、自分の会社の社員に希望の灯をともす
ことだ」と言われ、それなら我々が常に取組んでいることで良いのだと安堵した次第である。
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