社員ブログ

カバーリング☆

皆様、ご無沙汰しております。
みなさまこの週末はどのように過ごされましたでしょうか??
私は相変わらず高校野球の審判に出かけていました。
現在京都では、春季大会の真最中です。
今日も、その公式戦で審判をしてまいりました。
会場は、このブログにも何回か登場している
京都外大西高校。本当にキレイなグランドです。
で、対戦カードは「京都成章VS京都明徳」なんと兄弟校対決でした。
私は主審を務めさせて頂きました。
今回のブログの表題である「カバーリング」ですが、
プレイヤーのカバーリングの事かと思われるかもしれませんが、
今日は「審判のカバーリング」のことです。
プロ野球をよくご覧になられる方は何回か見られた事があるかもしれませんが、
審判が試合中にどこかに向けて指を差されている光景を見られた事があるでしょうか。
あのサインは、そちらの方に塁のカバーリングに行きますよ、
という審判員同士で確認しているんです。
良く「審判ってそんなに動いてないいやん」といわれるんですが、
そんなことはないんです。結構走り回っているんですよ。
常に現状のボールの位置、ランナーの位置等を考慮して、
頭を横に振らなくても全体が見渡せる位置に立っています。
もちろんその位置まで走っていますし、
打球がレフトを守っている選手の頭上を越えると、
三塁塁審が打球の確認、セカンド塁審がセカンドベース付近にて判定に備える、
一塁塁審は打者走者の触塁の確認、主審はもしかすると打者走者が
三塁に到達するかもしれないので
打球確認に行っている審判にかわって三塁のベースカバー。
そうすると本塁が空いてしまうので一塁塁審が本塁のベースカバー
という具合です。
今のは審判四人制の場合の動きですが、
実は審判には三人制もあるんです。
京都では夏の大会を除いて、春、秋の一次戦は三人制で行います。
とういうことは、はじめから一つ塁が空いている状態で試合を進行させます。
ので、カバーリングによる運動量が半端じゃないんです。
しかし、そのカバーリングを怠ると大きな試合でのミスにつながります。
初心忘れるべからず!審判でも 、仕事でもみんなに助けてもらいながら、
時には私がカバーをして、審判として、一人の人間として成長していければ
いいなと思います。

2 Responses to “カバーリング☆”

  • ロッキー says:

    高校野球は審判三人、四人制なんですか!?ハードですね。
    事情があるとは思いますが勝ち、負けのゲームですので
    審判は六人でやるべきでは…!?

  • 岡山有名私学高校 says:

    主審お疲れ様!!
    いろんな経験を生かして成長続けて下さい!!
    外大西のグランドは確かに豪華設備ですよ!!
    坂登るの大変ですが・・・

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