社員ブログ

節談説法

先日親戚の法事に行った。
当家のお寺から来られる住職は、いつもの事ながら非常に声量があり いい声をして
居られる。喉の調子を整えるために、お香も特に質の良いものを使われるそうだ。
法要の最後に、参拝者の方に向かって七五調で独特の節をつけた法話を始められた。
一昔前のある家族の移り変わりを中心に、仏の教えを説かれたのであるが、聞いてい
て実に心地よいものであった。 これが節談説法というものである。
我家も真宗であるが、これまでに聞いたことがない。本山での正式な説法でなく在野の
もので、かっては、このような方法で世の中に仏の教えを説いて回っていたそうです。
後に これが元になって、浪花節とか近州音頭、河内音頭が生まれてきたとのこと。
当の住職はこの説法にこだわり、毎月の法要にも取り入れて居られる。
過日東京の築地本願寺で ご子息などが参加された大会が開かれ2千人の聴衆が
あったとか。
住職の今後のご活躍を祈る。

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