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ポリテクセンター フライス盤実践講習日誌 3日目

今日でフライス盤講習も3日目となります。
だんだん機械に扱いにも慣れてきました。
その中でも、加工後のバリ取りとして鉄工ヤスリで面取りをやるのですが、
その面取りがかなり上達しました!!
今日は、昨日完成した六面体の荒加工から寸法出し・仕上げを行いました。
文にするとすごく簡単そうに思えますが、
作業としてはかなり慎重に行わなければ不良品に繋がる行程です。
その中で本当に重要となるのが『測定』です。
『測定→加工→測定』と、ひとつの加工を行うのに何度も測定を行う。
そうして図面の公差内に製品を仕上げる。
ものづくりにとって『測定』の重要性が体で感じる事ができました。
また、ちゃんと測定はできていてもしっかりその値を読み取れないと意味がない。
弊社社員も、測り方はあっているのに数値の読み違えが多く、
公差外に仕上がった人もいます。
また、ものづくりには色々な道具を使い作り上げていきますが、
その中でも一番敏感に感じ取れるのが人間の『目』・『指』です。
バリや切粉の有無等々、目や指で敏感に感じ取れる。
ベテランになれば、面の傾き、平行度などがアバウトではあるがわかるとのこと。
先生にその話され、実際に目の前で実演。見事的中!!
人間って本当すごいなと改めて思いました。
人間がしっかり機械に指示をしてやれば正確にその通りに加工をしてくれる。
しかし、人間が間違えた指示をすれば間違いのままを行う。
どんなに精巧な機械を使おうが、指示を与える人間が正確でないと良い製品が生まれない。
ベテラン・熟練という言葉の重みを思い知らされました。
あすからは、ついに待ちに待ったエンドミル加工です!!
エンドミルで肩削り&溝切削。
切削条件を間違えて工具を折らないように頑張ります。
またまた、作業に夢中で写真を撮り忘れてしまいました。。。

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