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日本でいちばん大切にしたい会社

ご存知の方も多いかもしれませんが、遅ればせながら、題名の本を今読んでいます。
現在、2011年の採用活動をしています。会社説明会が終わり、面接を行っています。いろいろと質問をさせて頂き、いろいろと考えてもらったり、難しい質問をします。
自分が学生の時期はまさか、面接官なんかをやるなんて思っていなかったのですが、今はやってます。
質問をしているとふと自分を振り返り自分の学生時代から今まで、そしてこれからを考えることが多いような気がします。
結局、会社に入って、仕事をし、自分の夢や目標を達成することに精進します。
そして、できれば自分が入社することで、会社を良くしていきたいと思ったり、会社を作ってみたいと思ったりすることもあると思います。
そこでたまたまこの本を読んだときに、書いてあったことがとても印象に残ったのでご紹介します。
長野県にある伊那食品工業って会社なのですが、ここには100年カレンダーってものがあります。
100年先を見据えて、経営をしているそうで、そこの会長さんの座右の銘が二宮尊徳の言葉だそうです。
遠くをはかるものは富み
近くをはかるものは貧す
それ遠きをはかるものは百年のために杉苗を植う
まして春まきて秋実る物においてや
故に富み有り
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯(ただ)眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事にのみ眼につく
故に貧窮す
目先に利益に捉われず、長い目で見ようってな意味でしょうか。
最近、やっとこの意味がわかる気がします。
僕は三共精機に来るまで2社を経験しています。要は卒業して、3社目の会社です。
若い時は、つまらなかったら放り出す性格でした。
ですが、今を思うと、上記の言葉が非常に身にしみます。なぜなら無機質に過ごした時間が長いからです。ですので、長い目で見ることを考えた時、採用活動において学生さんに伝えたいことを伝えようと思っています。
遠くを見て会社を決めてください。私は恥ずかしながら、今、遠くを見て今を過ごしています。
もっと若いうちに見れれば、もっと違う世界が眼前に広がっているかもしれません。
会社を決める今だから大切なことと思います。
頑張ってください。

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