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芦生研究林をウオーキング

昨日一度行ってみたかった京大芦生研究林を歩いてきた。
京都モデルフォレスト協会が計画して頂き、一緒にモデルフォレストを行っている仏教大学の
方々と当社社員・家族計17名が参加し、2組に分かれてガイドに案内をしてもらった。
前夜から雨風が激しく開催を心配したが、ガイドの話では森の中は風も無く大丈夫ということ
で決行した。美山から近いのかと思っていたが、河鹿荘からバスに乗り換え、スタート地点の
長治谷まで1時間強かかった。途中研究林へは2箇所のゲートの鍵を開けて入って行く。
いざ出発                    トリカブト発見

長治谷で腹ごしらえをして雨の中を歩き出す。確かにガイドの言った通り、森に入ると雨風が
弱まる。森林の上の方は轟々と音を立てて吹く風に枝が折れて吹き飛ばされているが、根
元は殆ど無風状態なのだ。森は我々を守ってくれる働きがあるのだそうだ。
後列は地味                    前列はカラフル

よく喋るガイドの森や動植物の説明は面白い。トリカブトにバイケイソウ、栃の花、つるアジサ
イやイモリ、モリアオ蛙、オオルリにカワセミ、そして固有種のアシュウなど次々に飛び出す。
あまりアップダウンはなく、沢を何度も渡り、倒木を乗越え、西日本最大のブナの原生林を
進む。いっせいに葉を広げた若葉は見事な美しさだ。
    沢を渡る               こにしかない植物、その名も「アシュウ」

熊や鹿も沢山棲息するらしい。木の幹に生々しい爪あとが残っていたり、棲んでいそうな穴
も見られる。
熊の爪あと                 強風で帽子をおさえて

順調にウオーキングを楽しんでいたが、もう少しでゴールという所でハプニング。
直径数メートルという大木が倒れ道をふさいでいたのである。出発の時逆ルートを歩いてきた
パーティは何も言っていなかったので、1~2時間以内に倒れたらりい。遭遇していなくて
よかった。現場はガイドの適切な指導によりザイルを使って迂回をして無事通過できた。
倒木で道がふさがれる          ザイルを使って迂回

京都と福井の県境の杉尾峠を越え、迎えのバスの中で頂いた地元産の牛乳は格別美味し
かった。
雨風で心配したが、このような中でしか出来ない体験をさせて頂き、きっと生涯忘れられない

One Response to “芦生研究林をウオーキング”

  • B says:

    お疲れ様でした。本当に貴重な体験でした。ただショックだったのは、翌日は会長は足腰はなんともなさそうだった事です^^
    次回のBBQも宜しく~~~^^です。

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