充実した楽しい奈良の一日
大学の同期会の幹事会を奈良で開催。
先ずは過って幹事の一人が社長を勤めていた大手ユニットハウスメーカーの工場を見学。
元社長が学友を連れてくるというので、現社長以下に丁重にもてなされる。
工場では家がひと間ずつコンベヤーに乗って次々と組み立てられており、一日で出来上
がってしまう様は壮観だ。構造も鉄骨で頑丈に作られており、これなら地震にも安心だ。
午後は遷都１３００年の平城京跡へ。広大な敷地には大極殿や朱雀門が復元されてそび
え建ち、周辺一体は今も順次発掘され建物の基礎や庭・水路跡などの調査が進んでいる。
大極殿の内部には即位の儀式や元旦の朝賀に天皇の玉座として使われる高御座が置か
れていた。
朱雀門の近くには、遣唐使船が復元され平城京歴史館と共に見学が出来る。そこでは
映像を使って平城京が作られていった歴史や阿部仲麻呂が唐に渡った話し、鑑真和上
が来日した話しが紹介され、改めて古の歴史を振り返ることが出来た。
工場見学に平城京跡めぐりと、高齢者の域に達したおじさんたちには疲れるツアーでは
あったが、充実した楽しい一日でもあった。
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