社員ブログ

北山トレイル

京都機工組合恒例の「歩こう会」があった。今回は、鞍馬から大原への10kmのトレイルで
ある。今年は理事長を退任したので気楽な参加となった。

絶好の小春日和の中、幼稚園児から70数歳まで56名が叡電鞍馬駅を出発、いきなり
きつい登りである。しかし0.6kmだけで、後は下りと平坦な行程。最近弱り始めた足を心
配していたが、色づき始めた紅葉も所々に見られ、快調に歩を進めることが出来た。
静原の里や江文峠では古い祠があり、そこで休憩と楽しいお弁当タイム。少し正午を回っ
ていたので待ちに待った昼食であった。
食後は、一気に大原野里へ下り、久しく訪れていない寂光院と三千院へ。寂光院は焼失・
再建後初めてだ。見事に復元されたが、平安時代の趣がなくなったのと、周辺が開発され
たのは寂しい。三千院は例によって大勢の観光客で溢れていた。間もなく訪れる紅葉の
盛りの頃はさぞかし大変な人出だろう。

大原の里に下りてくる小道で思わぬハプニング。一行はあまり気付かなかったが外人の
おばさんとすれ違った時思わず 「あっ、この人は」とつぶやく。紛れも無くミセス・ベニシア
さんだ。 彼女は大原の古い農家でハーブを育てながら田舎暮らしをされている元貴族の
英国人で、時々TVでお眼に掛かる。そうなんだ、このあたりに住んで居られるのだ。
好天の晩秋、今の私にはこれ位が限度のトレッキングと古の歴史をあらためて思い起こす
古刹の拝観、そしてハプニングは、心地よい汗と共に心身ともにリフレッシュできた楽しい
一日であった。

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