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陽光の旅⑦ ローマ

最後の日もローマ フリー観光。バチカンへ。
バチカン美術館のチケットは日本からインターネットで購入出来る。但し4ユーロの手数料が
必要。
タクシーで入口に着くと、当日券を購入する人の列と、団体入場する列が左右に分かれて
伸びていた。10時の入館チケットで、30分前に着いたが、真ん中の入口からすいすいと
入れた。 中はかなりの混雑だ。 世界各国から来ている。 
ダビンチ、ミケランジェロ、ベルニーニー、ラファエロなどのおびただしい作品が至る所に見ら
れる。言葉に出来ないくらい素晴らしい。カメラの規制が無いのでバチバチ撮っていたが、
きりがないので途中からは肉眼で鑑賞することにした。 ゆっくり見ていると幾ら時間があっ
ても足らない位だ。

一箇所カメラの規制があった。シスチーナ礼拝堂だ。 ここは脱帽のうえあまり話すことにも
係りの人が監視をしていた。ミケランジェロの天井画「最後の審判」にはしばし見とれていた。
美術館を出てサン・ピエトロ広場へ。ボディチェックを受けて中に入ると、広場の大聖堂より
半分に椅子席があり大勢の人が座って大聖堂の方を見ていた。見ると階段上中央にテント
があり、その中にいる人が話しをしている。横の大画面のモニターを見ると、何とローマ法王
では無いか。そう、この日はローマ法王ヴェネディクト16世の謁見の日なのだ。
良く見ると世界各国からカトリック教徒が集まっているのだ。

法王にお目にかかれたのは良いが、お陰でこの式典が終わるまで大聖堂には入れない。
正面右よりの入口には少し列が出来ていたので並んで待つことにした。かんかん照りの日差
しは強烈だ。式典はなかなか終わらない。でも折角来たのだから待つことにした。

漸く入場。待って良かった。サン・ピエトロ大聖堂にはミケランジェロの名作「ピエタ」をはじめ
聖人の彫刻が立ち並び、金の装飾が施された豪華な大天蓋の教王の祭壇、その上にはロー
マ最大の大きさを誇るクーポラを仰ぎ見ることが出来た。
バチカン前のピザテリアで昼食。ジェラードが美味しかった。
一休み後、サンタンジェロ城の前を横切り、テルベ河沿いの土産物売りの屋台を覗きながら
散策し、ナヴォーナ広場へ。ここにもベルニーニの彫刻の3つの噴水があり、多くの画家が
作品を並べて売っていた。

更に少し歩くとパンテオンに着く。完璧な形で残る古代ローマの遺構である。巨大なドーム
中央に空けられた円形の天窓から差し込む光は何か不思議な力を感じた。

またスペイン広場を横切ってホテルに戻った。
この日もよく歩いた。二日をかけてローマ市内を南~北、西~東に歩いた事になる。
天気が良く日差しも強いが、こうして歩けたのは湿度が低くそんなに汗をかかないからだろう。
最後の夜は、眺めの良いホテルのレストランでシェフ自慢の料理を少しずつ出してくれるメニ
ュー「デグスタッチオーネ」に舌鼓で閉めた。

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