連休前半は新緑を満喫

2012年5月1日伊東一壽

今年の連休は上手い具合に全後半に別れてゆっくりと出来る日程だ。
初日、快晴に促されて哲学の道沿いのギャラリーへ親戚の人の個展に出かけた。「ほほえみの円空水墨画展」である。大震災に遭われた人達を慰める意味を込めて描かれた、円空が彫った仏像を水墨画で描いた３０数点の作品は、定年後始められたとは思えないような素晴らしい出来栄えであった。いつまで見ていても見飽きない仏像の微笑みと別れて散策した哲学の道も、零れんばかりの新緑に映え心洗われる気分でありました。

翌日も快晴。以前から行きたかった室生寺へ。連休で交通渋滞を心配したが全く混雑もせず、若葉がまぶしい大和路を快適にドライブ。門前町や境内は流石に参拝者は多かったが、咲き乱れる石楠花に彩られ、数年前に台風の被害を受けた五重塔も再建されその優美な姿と共に盛んにシャッターを切って居られた。怪我後久し振りの長距離運転であったが、ハンドルさばきも問題なく、満足の新緑ドライブでありました。