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第二の人生、勝負の時である。

堀田力著の上記題名の書を読んだ。
東京地検特捜部検事としてロッキード事件を担当、辣腕をふるった氏は20年前に法曹界からボランティアの世界に飛び込み、今は「さわやか福祉財団」理事長として、長年温めてきた自分の夢を実現しようと活躍されている。以下は読んだ内容と感想である。
今、長年勤めた企業を定年退職し、人生の生き甲斐や目標を失って、どのように過ごして行けば良いのか迷い引きこもりがちな人が多い。真面目にこつこつ働いてきた人や大企業の上層部にいた人程その傾向が多いと聞く。氏はその様な人にボランティアを進めている。
高齢者になって今の世の中で幸せを感じられるのは「感謝されるいき方」であろう。長年にわたり身に着けてきた経験や知識を使って、自己を社会や他人のために生かしたり、自分の楽しみを見つけて他の人たちとの交流を深めたりする「積極的な人生」を歩むことである。
「人生のことは「させられる」と思うから辛かったり惨めになるので、「してみよう」と思うと何でも道楽になる」と曽野綾子は述べている。
時間がある、自由がある、義理が無い、そんな人は気楽に自分からやってみることが人生を幸せに楽しくしてくれるのだろう。自分のしたいことをして他人から評価・感謝され、人から認められ、社会から認められる。これほど幸せなことは無いと思う。
この考えはロータリクラブの精神と合い通じるものがある。奉仕をする喜び、ロータリアンの友情や家族ぐるみの親睦活動など積極的に参加することが幸せにつながると信じる。時間と自由を持余している方の、入会をお待ちしています。

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