甲子園であった珍しいルール。。。
今年は例年以上に甲子園の試合をテレビで観戦する事が出来ました。
その中で、1つは珍しいプレー、1つは疑問のプレーがありました。
1つは、済々黌高校vs鳴門高校の試合。
ご存じの方も多いですが、ルール的に言うと、タイムプレーとアピール権消滅による得点がありました。
1アウト満塁。
打者がショートライナーを打ち、3塁走者と1塁走者が飛び出しました。
なぜか、ショートが3塁に送球せず、1塁へ送球して1塁走者をアウトにしようとしました。
1塁走者がアウトになる前に、3塁走者が本塁に到達し、その後1塁走者がアウトになり3アウトチェンジとなりました。
(1塁アウトは、フォースプレイではないので、上記の状況だと1点が認められます。)
ここで、問題なのが飛球を捕球した場合、帰塁しないといけないルールとなっていますが、3塁走者は帰塁していません。
しかし、このまま何もしないと1点入ってしまう為、審判にアピールする必要があります。
そうすると、「第三アウトの置き換え」というルールで、事実上4アウトになりますが、3アウトに置き換えが出来て無得点でイニングが終了します。
しかし、守備側がアピールをしないで投手を含む内野手がフェア地域を出た為、アピール権が消滅して1点が正規に認められ、球審から規則説明がありました。
ルールは知っておりましたが、実際にこの状況のプレイを見たことが無く、勉強になりました。実際の映像はもしかすると動画サイトで確認することが可能かも知れませんので、ご興味のある方は、そちらの方をご確認ください。
本当は、もうひとつのプレイについてメインに書く予定が、この内容が長文になってしまった為、また次回に書きたいと思います。