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ドイツ出張:その4

今日までやや重いテーマで出張まとめを書かせていただいていましたが、本日は少し軽いものにしようと思いました。出張中に現地での移動は主に車となり、毎日数時間にわたり車の中でいますと人はいろいろ妄想します。そいうことで、自分は出張先でドイツ人と車について考える時間はたっぷりありました。ドイツ人にとって車はどのような意味を持っているのでしょうかと。結論から述べると、モンゴル人にとって馬のような存在ではないかと思いました。

ドイツに行けばまず気になることは走っている車のかっこうよさです。たまたま撮ったこの写真で言いたいことがよく伝わると思います。信号待ちの車は全てベンツでした。

さらに、タクシーはもちろんベンツ。

出張中に大分仲良くなった相手企業のドイツ人に聞きました。「ドイツで若者が一番ほしがるものが何か」と。「それは車でしょう」と迷いなく返すドイツ人を見て、そりゃそうでしょうねと納得します。

ちなみにドイツと言えば、ビールの王国です。その類も多種多様で、ある調査によるとその醸造社数はドイツ国内だけでは1300以上で、それらは5000個以上のブランドを製造しているらしいです。このドイツでは世界一醸造社数の高い町があるのはAufsessで、人口わずか1352人に対して醸造社は4つもあると言います。このようにビールが大好きなドイツに行ったことを知らされるほどビールを飲む機会がありました。ところで運転士を務めていた相手企業のドイツ人は夕食の際にビール一杯を飲んでいました。ちょっと待ってください!まだ2,3時間運転するはずの運転士が一緒にビールを楽しんでいますよ!!!

どうしても気になり、尋ねたところ、「ビール一杯飲んだ運転は法律で許されているで」と答えました。後でGOOGLE先生によれば、ドイツの飲酒運転となるギリギリラインは0.08BAC(Blood Alcohol Content)でした。ちなみに、日本で許されるのは0.00BAC(1滴で終わりの世界)、私の出身国モンゴルは0.02BAC(馬乳酒数杯分ありの世界)となっています。結局、飲酒運転を考えた場合に問題となるのは事故が発生したときですよね。その意味で、ドイツ人は自分の車と自分の運転技術によほど自身があるように思われます。確かに、先ほどビール一杯飲んだドイツ人の運転士が大雨の中で時速130キロを出していました。

 上限速度のないドイツ高速道路のAutobahnは世界中に有名です。その恐ろしい速さをビール一杯で出す根性は私にはないです。でも、ビール数杯飲んでも馬に乗って走れる自信はございます。やはり、ドイツ人にとっての車は、モンゴル人にとっての馬の感覚であるようです。

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