今年のＧＷ
もうこの年になると、ゴールデンウイークだからと言って、何処かに出かけるとか、何かをするとかと言うことも無いが、毎日急速に伸びてくる草挽きばかりもして居られないので、近場をうろうろして過ごした。
前半は、公開されていた伏見稲荷の棟方志功の襖絵と東寺の五重の塔を見に行った。伏見稲荷では、朱塗りの社殿や多くの参拝者の雑踏から一歩入った数寄屋造りのお茶屋や庭園の静けさを味わい、東寺では毎日通勤の行き帰りに眺めている五重の塔をまじかに、そして１階内部に初めて入った。日本一の塔のバランスをとる芯柱のデカいこと、金堂や講堂の荘厳な国宝の仏像群に圧倒された。いずれも内部は撮影禁止のため外の写真で失礼
後半には、以前から行ってみたかった琵琶湖に浮かぶ竹生島に出かけた。長浜港から船で３０分揺られて着いた所は、長い石段がある西国の霊場だ。近年パワースポットとして若者にも人気のポイントである。上からの眺めも絶景である。秀吉所縁の重文の「舟廊下」や国宝の「唐門」は見ごたえがあった。
また、京都文化博物館の「印象派展」にも出かけた。パリからノルマンディ地方を題材にしたルノアールやモネなどやわらかいタッチの癒される作品が多く、満員の盛況であった。
最後は、２月に出来たばかりの「ザ Ｒ．Ｃ．ホテル」に食事に行った。連休中はごった返していた館内も最終日には人も少なくゆっくりと食事を楽しめた。少しエクスペンシブではあるが流石に味は絶品、おもてなしも気持ちが良かった。
以上、思いつくままに行動したような統一感のないＧＷでした。
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