坂の上
私が住む彦根から西大路まで電車で一時間程です。その時間は寝ているか本を読んでいます。今読んでいるのは司馬遼太郎著「坂の上の雲」です。まだ国力の小さかった日本が、明治維新によって近代化し、日露戦争で勝利するまでの繁栄と人間ドラマを描いています。この本を読んでいて、当時の人々はどんどん勉強し、働けば働くほど、国が成長しているという実感を感じることが出来たのだと思います。その反面、現在の日本は成熟してしまっていて、成長を感じにくくなっているのかと思います。国という大きなもので考えると、なんとも意欲が落ちてしまいそうになります。しかし、人の成長したい、活躍したいという気持ちは今も昔も変わらないと思います。私も坂の上の一陣の雲のように高い志を持って精進したいと思います。
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