社員ブログ

休日

昨日は彦根城博物館へ彦根城表御殿「錦秋狂言の集い」にいってまいりました。彦根城博物館には江戸時代に建造された能舞台が残っており、当時の風情そのままに能や狂言を楽しむことができるのです。今年は井伊直弼生誕200周年ということで大盛況でした。屋外のため寒空の下、みんな震えながらの観賞となりましたが、スタッフの方々がお客さん一人一人にひざ掛けやカイロを配布しているなど、あたたかい配慮に心も温まりました。

今回の観賞で、私は狂言は役者と観客で作り上げるものだと感じました。役者が演じ、観客が反応して大笑いする、それにより良い空気ができ、さらに役者の演技に熱が入る。このような一体感によって狂言は完成するのだと思いました。

役者と観客の一体感。人と人との一体感。どちらかが一方的であったり無反応であっては良い空気はつくれません。これは私たちの日常でもいえることかもしれませんね。

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