社員ブログ

雑談力のお話

  本日の朝礼で、杉原社員は雑談力についてお話されました。銀行の担当者とやり取りの経験談から、雑談からお役に立つ情報を手に入れる先輩のお話まで、たいへん興味深い内容を伺いました。

 社長のコメントに、相手に対して興味を持つことは話ができる鍵だとおっしゃっていました。利害関係を後にして、まず人間同士としてお互い知りたいという意欲から自然に会話が涌きます。なるほど、親しい友人や恋人同士とは言葉は尽きないのはこの故ですね。

 また、話す内容があるかどうかも関係するかと思います。相手と持っている情報や考え方などは共通するポイントが見つかり、お互いの共感から会話は弾むことはよくある話です。つもり、持っている「話の中身」みたいなものは多ければ多いほど、話せる人の幅も広げますね。

 思い出されたのはずいぶん昔の話ですが。ある宴会で面識がない人と同じテーブルで食事したことがあります。ほかの人がお互い会話を交わしているなか、自分だけは始終楽しい会話ができず、「壁の花」になってしまった経験があります。うまくできない自分は、悔しい気持ちを強く覚えています。この惨めな経験から見れば、私が失敗した理由はNo.1同席している人たちに興味がなさすぎること(申し訳ないですが…)No.2彼らが関心を持っている分野に、まったく知識と接点がなかったことだと今は考えられます。

 ときどき非常によく会話できる人に出会います。その人と会話するだけで、自分は何か勉強になったり、考え方が理解されたり、意見が尊重されたりといったよい気持ちになります。それは、きっと長い歳月をかけて作り上げた人間的な魅力がなければ、なかなかできないことだと私は思います。人間性を磨くのは至難の修行だと思いますが、このような魅力的な人に少しでも近づきたいです。

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