光学ブログ『デジタルマイクロスコープと実体顕微鏡』
こんにちは
滋賀営業所の藤原です。
突然ですが、デジタルマイクロスコープとは?実態顕微鏡とどう違うの?とお客さまよりご質問いただくことがあります。
両者とも一長一短ありますので、ご用途に合わせて最適なものを提案いたします。
本日のブログでは『デジタルマイクロスコープと実体顕微鏡』両者の簡単な違いについて、お送りしてまいります!
実体顕微鏡は・・・?
・接眼観察
・左右独立した光路から得た映像を、一つの映像として見る
(メリット)
・観察対象物が立体的に見える
・遠近感がつかみやすい
(デメリット)
・長時間観察を行う際、目などへの負担が大きい
・オペレーターごとに微調整や、観察に少しコツが必要
・高倍率の観察ができない
・2次元の寸法計測にはあまり向かない
→立体的なワークの観察、作業と並行して観察を行う などのケースにオススメです!
デジタルマイクロスコープは・・・?
・一つの光路から得た映像をカメラで捉え、モニタへ出力する
(メリット)
・目などへの負担が少ない
・複数名で同時にモニター観察が可能
・低倍率~高倍率まで対応可能
・画像での寸法計測に向いている
(デメリット)
・遠近感がつかみにくい
・映像の立体感に欠ける
→2次元の画像寸法計測、高倍率観察、位置決め などのケースにオススメです!
本日はここまでです!
お付き合いいただき、ありがとうございました。
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