春眠暁を覚えず、されど朝は来る。
8世紀頃の中国、唐代の詩人王維が詠んだ詩は、今では春の心地よい気候に身を預けてついウトウトしてしまう気持ちを表す言葉として知られている。
今日の寝起きは酷かった。
意識はあるのに、また意識を持っていかれそうな気分だった。
春の気温差に体がやられてしまいそうになる。
それで、気を抜けば眠りに落ちてしまうだろう。
春眠暁を覚えず、なんて悠長なことを言ってられなくなった。
出社時刻は迫っている。
あぁ、もう寝てられないじゃないか。
詩を詠うほどの心地を忘れないようにしたいものだ。
明日の休日で、惰眠をむさぼるのもいいかもしれない。
いや、もったいないからちゃんと起きます。
それでは、よい週末を。
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