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やっぱり楽器は楽しい。

休日、買い物も終わって近くの通りをぶらぶら歩いていたら、ギターショップを見つけた。実は以前からあるのは知っていたのだけど、なんとなく避けていた。
楽器屋さんはやっぱり敷居が高く感じる。どうしてだろう。

中学、高校生の頃にギターを触っていて、簡単な曲なら弾ける程度だった。とても楽しくやっていた気がする。
アコースティックのマイルドな響きが好きだった。今はまるで触ってない。
学生の頃に使っていた初心者向けの、いわゆる安物のギターも実家の部屋で置き忘れられていた。

ふと、そのお店に入り、とりとめもなくギターを眺めていたら店員さんに話しかけられた。自分が昔少しだけ楽器をやっていたことを話すと、店の楽器を触ってみるかと言ってくれたので、ありがたく弾かせてもらうことにした。
1本10万円以上するものを触った経験はあまりないけど、やはり高いだけあるのだと思った。音も、響きも、ネックの握り心地も、全部違った。
メーカーによってそれぞれ個性があって、温かい音だったり、厚くて太い響きがあったり、鋭くて明るい響きがあったり、どれもこれも楽しい。
店員さんがそれぞれのメーカーやギターの特徴を嬉々として話すので、自分もとても楽しい。音の違いを店員さんに言うと、向こうも頷いてさらに詳しい話をしてくれる。

「好き」とはこういう感情だったんだな、とふと思った。
きっとギターをこよなく愛している店員さんの、その表情や声が自分をも巻き込んでしまうような雰囲気があって、安心して楽しいと思えた。
敷居が高く感じられたのは、生半可な技量で店に入るのが恥ずかしいと思っていたからかもしれない。
でも、楽器を楽しむ人たちからすると、そんなことは些細な問題なのだろう。

新しいギターを手にしたいという目標が、自分の中で出来つつあるのを感じた。

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