社員ブログ

トップページ > 社員ブログ > 日々の感慨 > 遅延100分越えは初めて見た。

遅延100分越えは初めて見た。

今日は辞令が出たので、本格的に正社員としての仕事が始まると意気揚々としていたら、電車の遅延があった。
100分越えの遅延。原因は車両のトラブルらしい。
折角の7月頭からの出勤なのに…ということを思うわけでもなく、ただただ100分越えの遅延なんて見たことないなと驚愕していた。
ホームは人で溢れかえっていて、出勤する人や通学の学生たちの足が止められていた。自分を含め、普段通りに通勤できなくて困っている人たちがたくさんいたことだろう。

遅れた電車を待っている人々を見て、なんだか皆で雨宿りをしているような気がした。
雨宿りはものの例えで、これは自然の大きな力、例えば大雨といった災害が過ぎ去るのを人々が待っているかのような振る舞いのことをいいたい。
電車は言うまでもなく人工物で、それに振り回されている。
長い距離を移動することが短時間で可能になったのは人工物のおかげで、それが自分たちにとっての自然になったのだな、という感覚を覚えた。
「普段通り」といったけど、この普段がもしかしたら、もしかしなくても異常なんだと思うと、これまた不思議で「車両のトラブル」は自然災害なような気がしてくる。
・・・そんなわけないのだろうけど。

電車が「便利なもの」という捉え方より「当たり前に使うもの」という感覚が強く自分の中にあったのだ。

ログイン

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*