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断捨離本を断捨離したって話。

整理整頓が得意、というわけでもなく、かといって物の位置が毎度定まっていないわけでもない。
掃除も定期的にするけど、どうしたものかと思いあぐねている。

ひと昔前に断捨離関連の本が流行っていたと思う。
本屋に行けば、あちこちに断捨離の本が詰まれていて、これだけ断捨離の本が売れているとなるとどれだけの人が物を捨てられずに困っているんだろうと心配になった。
翻って、今自部の部屋にある数冊の断捨離本も、その時に買ったものであることは間違いない。

いい加減読まないと、ということで開いてパラパラめくってみて、何となくわかったことは次のようなことだ。
「何を持つべきかが分かれば、何を捨てるべきかが分かる。」
必要なものだけ持っていればいい、ということがこれらの本の主張だろう。
だから、捨てるのが難しいと思っているうちは何を捨てるべきか、何が必要かを分かっていないということの表れと言えそうだ。
捨てるものを決めるという過程で、人は自分自身を見つめなおすのかもしれない。
そういう意味では、モノと思い出は強い結びつきを持っているのだろう。

なるほど、わかった。
じゃあ、もう「断捨離」の本はいらない、ということが分かった。
どうして3冊も買ってしまったのかわからないくらい、シンプルな主張だった。
というわけで、さようなら。

断捨離の手始めに、断捨離の本を断捨離するのだ。

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