初の太平洋側暮らし、誕生日と赴任日。
GWが明けて、先日の9日から名古屋営業所に赴任して、今は引継ぎでお客さんのところに挨拶しに回っている。
先月の末に滋賀営業所を離れたのが、まだ実感が沸かず、名古屋の自分のデスクについても頭に浮かぶのは滋賀の人の顔ばかり。仕事内容も変わるし、そろそろ切り替えたいのだけれど、こういうのは時間の問題なのか。
とりあえず、目の前のことに取り組んでいくしかない。
直近の連休は引っ越しの準備に追われて、休みというか異動のための必要日数を消化したという印象が強い。
これまで人生で引っ越し回数は今回を含めて４回あったけど、引っ越しというイベントはいつも億劫なもので、あれもこれもしなきゃ病、にかかってしんどい。
しかし、新しい土地での生活も楽しみではある。しばらくは街を散歩して、発見の日々が続くだろうと思うとワクワクする。
今回で初めて太平洋側の県に住むことになる。
日本海側生まれ、日本海側育ちの人間として、この環境の変化は大きい。
太平洋側は晴れの日が多くていい！布団が干しやすい！空気が軽い！嬉しい！という、暮らし始めて約１週間の所感がこれである。
曇天の空のもとで育った人間は、みんな共感してくれるに違いない。（偏見）
名古屋初勤務日、今月の9日、僕の誕生日だった。
初出勤と誕生日が重なるのも、縁起がいいのかは知らないけど、不思議な感じがして面白い。
この日を境にアラサーと呼ばれる人たちの仲間入りを果たしたけど、そんなの全然分からんというように、心持ちがずっと小学生の頃から変わっていな気がして焦ったりする。
この歳で誕生日プレゼントを親からもらうっていうのも、なんだか変な感じがするけど、父親から新品のシャツ4枚を買ってもらえた。
素直に嬉しいけど、むず痒い。
父親からの一言は「初日に遅刻するなよ」ということ。
僕を幾つだと思ってるんだ、と思っても、僕はまだ子供らしい。
そんなこともあって、新品のシャツに袖を通して、玄関を出ていくのである。
今日も、雲が少ない、青い空だ。
